2013年10月31日木曜日

銀座は苦味で締め。

銀座わしたショップで手に入れたンジャナ
ちょうど沖縄土産にいただいたシークヮーサー果汁があったので、生のまま千切りサラダ風に。

ゴーヤーに負けない強い苦味がたまりません。
この苦味からかなりの薬効が想像できるとおり、ビタミン・カルシウムが豊富な沖縄野菜です。
もっと頻繁に手に入るといいのですが。

もったいないので、1日目は半量をサラダで。2日目は豆腐で白和えにして楽しみました。

手前の取り分け皿は千鳥柄の印判手の小皿。
印判は絵師による手描き絵ではなく型紙印刷のようなもので、主に明治時代に作られた大量生産品なので、骨董ですが比較的安価で出回ります。
型紙を使うので絵柄の歪みやズレが出るのがおもしろいところ。
この皿も右の千鳥はまんまるの目をしているのに、左の千鳥は型の歪みで目を細めているようになっていて笑っているようです。

<ンジャナのシークヮーサーサラダ>
ンジャナはよく洗って水気を切り千切りにし、シークヮーサー、醤油、ゴマ油、砕いたアーモンドを混ぜ合わせる。

2013年10月30日水曜日

沖縄の四角。

銀座のギャラリー巡りは新橋方面のクリエイションギャラリーG8からスタートして京橋のLIXILギャラリーまでというのがいつものコース。

実はこのコースにはおまけがついていて、銀座1丁目の銀座わしたショップで沖縄食材をチェックします。

お目当てはンジャナ(ニガナ)

葉もの野菜なので入荷がなくて手に入らないことも少なくありませんが、この日はけっこうな入荷があったのかかなりの量が冷蔵ケースに並んでいました。
このンジャナだけは他では手に入らないので貴重です。

すぐ横にはうりずん(四角豆)がありました。
他店ではまだまだちょっと高めですが、ここでは手頃な価格なのでンジャナと一緒にいただいて帰りました。

うりずんは「潤い初め(うるおいぞめ)」が語源とされ、冬が終わって空気や大地に潤いが増す4月(旧暦2~3月)頃のこと。
草木が一斉に芽吹いた時の美しい薄緑色をしている事からこの豆に名付けられたそうです。

軽く湯がいてからサラダや炒め物にすると、シャキシャキとした歯ごたえとほんの少し苦味があって美味しい豆です。


<うりずんとセロリの中華炒め>
うりずんはサヤの両端を少し切り軽く湯がいたら斜めに2つに切る。セロリとシイタケは削ぎ切りしておく。
フライパンにオイルを引き、ニンニクの香りをしっかりつけたら、ニンニクは取出して素材をすべて炒める。
加熱しすぎないよう手早く炒めたら、あらかじめ合わせた調味料(鶏ガラスープ、酒、オイスターソース、片栗粉)を加えてコショウを挽く。

2013年10月29日火曜日

科学写真に惚れる

銀座のギャラリー巡りは1丁目を過ぎて京橋へ。
LIXILギャラリーで開催中の「中谷宇吉郎の森羅万象帖 展」です。(開催中〜11/23まで)

「森羅万象帖 展」というタイトルだけ嬉しくなってしまいますが、このDMがまた凝っています。

印刷業界では特殊印刷という部類に入る「ニス引き」。
ニス引きは紙全体に使って艶を出すことができますが、部分的に使う事で光の反射具合によって像が見え隠れする効果があります。
カッコ良く使用するのはとても難しい高等ワザです。

デザインが良いDMを見ると展覧会の内容も期待が膨らみますね。

さて肝心の展覧会。
中谷宇吉郎氏は氷の研究で有名な物理学者で、世界初の人工雪を降らせたという低温科学のスペシャリスト。
その中谷博士の研究のための科学写真がいくつか展示されていますが、とにかくスゴイ。

放電による火花が出る前段階で放出されるイオンの放電路(何の事やらさっぱりわかりませんが)の写真はサンゴの仲間のクサビライシのモノクロ写真のようで放射状の細かいヒダがとても美しく、雪の結晶のメカニズムのための膨大な写真や動画映像もそのバリエーションが細かく解説されていて形態とその組合わせのルールをひとつひとつ読み解いていきたくなります。

展覧会と同時に出版されたブックレットの「中谷宇吉郎の森羅万象帖」もおすすめ。


2013年10月28日月曜日

素直に楽しい。

銀座のギャラリー巡りは1丁目へ。
POLA MUSEUM ANNEX(ポーラ美術館アネックス)で開催中の
「selfish;yuko sugimoto(セルフィッシュ;ユウコスギモト)」展へ。

2011年に逝去されたイラストレーター杉本祐子さんの大個展です。

90年代を代表するファッションイラストレーションの巨匠で、2000年代も多くのファッション雑誌を賑わせたイラストの原画はこれまで公開されてこなかったもの。

カワイくてポップでおしゃれなイラストはとても華やかで見ていて楽しくさせてくれます。
いろいろ考えないで素直に「ウマい」と感心できるステキな展覧会でした。

展覧会開催記念のイラスト作品集も発売されています。


2013年10月27日日曜日

期待と違った。

銀座のギャラリーではないのですが、伊藤忠ファッションシステムの川島蓉子氏のプロジェクト「川島屋未来百貨店」三越銀座店で開催中とのネット情報を得たので立ち寄りました。

川島蓉子氏はマーケティングマネージャーとしての経験からの著書も多く、かなり勉強させてもらったのでちょっと気になるプロジェクト。

未来百貨店とあるように売り場の一区画を空想百貨店として企画。
平たく言ってしまえば川島蓉子セレクトのブランドショップが一定期間三越内に出展するというもの。

どういう視点でセレクトされたのかということと、百貨店というカタチで販売スペースをどう作り上げたことに興味があって立ち寄ったのですが、ネット情報を鵜呑みにしすぎたのかセレクトが良いだけに売り場はちょっと残念な感じ。

コンセプトがあってはじめて成り立つもののはずなのですが、いたって普通の売り場に感じてしまいました。
ロゴとテーマカラーで主張しようとしてはいるものの、周囲の売り場の商品の多さに埋もれてしまい、コーナーが良くわからない上、セレクトの意図が伝わるツールが小さいので誰も気付かないのがとても残念。
目玉であるはずの白いテーブルへの映像投影も構造が貧弱で画像が常に揺れていて見づらく見続けるのが辛い感じでした。

しっかりしたコンセプトをもった企画なだけに残念に思うと同時に、百貨店内におけるVMD(Visual Merchandising)の難しさを感じたプロジェクトでした。

2013年10月26日土曜日

表現の多様性。

銀座のギャラリー巡りはアート系だけでなくデザイン系に絞っても盛り沢山なところがとても良く、デザイン学校でも課外授業で訪れます。

銀座8丁目のクリエイションギャラリーG8の次は7丁目のギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)へ。

「長嶋りかこ展 [Between human and nature]」が会期終了間近。(10/28まで)

長嶋りかこ氏はラフォーレ原宿のCMのアートディレクションなどが印象に残るグラフィックデザイナーですが、事前に仕入れた展覧会の広告からはファッション?という印象で、ピンと来ていなかったのですが、良い意味で裏切られることを期待して会場へ入るとgggの1Fはファッションブティックに。

生活に身近な“身にまとうもの”がテーマなそうですが、長嶋色が出ているのか出ていないのか。このフロアだけでは今ひとつしっくりきません。
納得の行かないままB1の展示室へ。
こちらはグラフィック作品のアーカイブが展示されています。
たしかにこれらの(過去の)作品を見ると、1Fの展示作品もなるほどと頷けるものがあり、作品表現の幅の広さに感服しました。

ラフォーレ原宿 2011春夏 CM


ラフォーレ原宿 2011秋冬 CM

2013年10月25日金曜日

ニヤリな展覧会

学校行事の関係で授業が休講になったので急遽ギャラリー巡り。
久しぶりの銀座方面です。
まずは新橋方面から。
新橋は電通が運営するADMTもあるのですが、銀座方面へ戻るには雨振りの中ちょっと距離があるのと会期にまだ余裕があるので今回はパス。
クリエイションギャラリーG8で開催中の「菊地敦己展」からスタートです。


開催情報は得ていたものの内容まではチェックしていなかったので、展覧会会場ではちょっと「?」となりました。

平塗りのイラストレーション?
※美大のデザイン専攻の実技入試ではアクリルガッシュなどの不透明水彩を使った構成課題が多く出題されるのですが、その表現方法のひとつに、カスレたりボカシたりしない表現があって、それを総称して平塗りと言います。とても懐かしい言葉。

てっきり菊地氏のデザインワークの展覧会かと思っていたので、ちょっと意表を突かれました。しかもすべて価格表示ありの販売作品。なぜ?

しかも会場内にはMacが設置されていて、展覧会サイトでは展示されている作品がすべてカスタマイズできしかもダウンロードできる。

データのシェアが簡単に行われるネット社会において、創作されたモノが世に出たらそれはフリーなのか?を問いかけグラフィックデザインを考える展覧会となっていたのでした。

ちょっとやられた感ありのニヤリとさせる展覧会。

デザインを学ぶ学生さんは特に会場で作品のカスタマイズをしてみて欲しい展覧会です。
11/21(木)まで

2013年10月24日木曜日

見たかった建物

建築家の丹下健三氏の生誕100年である今年は瀬戸内国際芸術祭2013のプロジェクトのひとつとして「丹下健三ー伝統と創造 瀬戸内から世界へー展」が香川県立ミュージアムで開催されました。(7/20-9/23)

残念ながら見に行くことはできませんでしたが、会期終了間近には2020年のオリンピックの東京開催も決定して1964年の東京オリンピックが再び注目され、丹下氏の設計した代々木体育館が紹介されるなど、丹下建築が紹介される機会が益々多くなりました。おかげでこの秋は建築探検熱が再燃です。

というわけで、2011-2012年にかけて森美術館で開催された「メタボリズムの未来都市展」と、同じ時期に開催された日本のメタボリズムの建築写真展「チャーリー・コールハース写真展」を見てから気になっていた丹下建築のひとつをやっと見に行きました。

山梨文化会館
山梨日日新聞、山梨放送などの、山日YBSグループが入居するオフィスビルで1966年に竣工した建物です。


円柱と梁で支えられた構造は自由な間取りが可能で、コミュニケーション・シャフトと名付けられた直径5mほどの円柱には、階段、エレベーター、空調・電気等の設備システムがまとめられているので同じ構造を増やしながら増改築できる作りなのだそうです。

残念ながら中はショップ部分しか見られず、肝心のコミュニケーション・シャフト内は見られませんでしたが、「建っている」感が満載の重厚なデザインがいいですね。

甲府の山に陽が沈む時刻でしたのでかなり辺りは暗くなってしまいましたが、何とか手持ちでの写真撮影ができました。

>>メタボリズムの未来都市展のレビュー
>>チャーリー・コールハース写真展のレビュー


2013年10月23日水曜日

赤か白か。

作り置きのラタトゥイユを利用しようと冷蔵庫を漁ったところ、まだまだ赤カボチャがたくさん残っていたので、両方を合せることに。

豚挽肉をラタトゥイユに加えてボリュームアップし、加熱してつぶした赤カボチャをトッピング。
カボチャのグラタンはホワイトソースが定番ですが、トマトソースもなかなかいけました。


<赤カボチャのラタトゥイユグラタン>
オリーブオイルで豚挽肉を炒め作り置きのラタトゥイユを加え軽く炒めたら、オイルを塗ったグラタン皿に敷き詰める。
加熱してつぶした赤カボチャに塩コショウをして上に敷き詰め、チーズをのせて焼き上げる。

2013年10月22日火曜日

救出の古雑誌

高校の授業では建築系雑誌の古書を切り抜いてマッピングをしています。
この素材となる古雑誌はいろんな方面から切り抜くために寄付していただいたのですが、数冊の「SD」の中にジュジョールの特集を発見。
1999年4月号です。

ジュジョールはガウディの愛弟子として注目された建築家。
巨匠ガウディの書籍にはよく登場しますが、なかなかジュジョールの本にはお目にかかれないので貴重です。

奇跡的にまだ切り抜きもされていませんでしたので、ちょっとお借りしてきました。




雑誌SD(スペース・デザイン)は鹿島出版会が「都市・建築・芸術の総合誌」として、1965年1月に創刊した月刊誌。
空間デザイン系の雑誌の中でも毎号の特集が斬新でありながら硬派でとても良い雑誌でした。
2000年12月で一時休刊となってしまいましたが、また再刊してほしいですね。

やはり切り抜くにはもったいないので、学校で資料として残しておこうと思いました。

2013年10月21日月曜日

宝のごはん

秋の味覚の銀杏
王道はやはり銀杏ごはんではないでしょうか。

たくさんたべると中毒を起こすということから料理に少しだけ添えられる華のイメージが強く、茶碗蒸しの中に銀杏を見つけると宝物を見つけたような嬉しさがあるので不思議です。

おせち料理にも良く使われるのはやはり翡翠色の華やかさからなのでしょうか。
おめでたい言われがあるのかいつか調べてみたいです。

さて、王道の銀杏ごはん。
まずはもち米を加えたおこわ風。
教えていただいたレシピですが日本酒を惜しげも無く使うのがポイントです。

<銀杏と干しカワハギのおこわ風>
銀杏は塩茹でして薄皮を剥いておく。
白米ともち米は半量。水加減も半量を日本酒に。
昆布をひとかけらと銀杏を加えて醤油少々を入れてごはんを炊き上げる。
軽く炙った干しカワハギは細かく割いて炊き上がりのごはんに混ぜ合わせて蒸らす。

2013年10月20日日曜日

水を運ぶ橋

大月の猿橋の東側にトンネルのある橋が架かっていました。鉄筋コンクリート造ですがなかなか美しいアーチ橋です。

岸から見下ろせる位置までいくと八ツ沢発電所第一水路橋とありました。
発電所の施設とは。
八ツ沢発電所は約14kmにわたる水路式発電施設で明治43年から大正3年に建設された最初期の本格的水力発電施設なのだとか。
水路式なのでダムはなく、堰や取水口の施設が数多くあるようなのでいつか巡ってみたいですね。

水路橋のデザインもいいですが、緩やかな扁平アーチのトンネルもなかなかなデザインです。

2013年10月19日土曜日

江戸の猿

江戸時代の架橋形式で木造では唯一現存する刎橋(はねばし)が山梨の大月にあると知り行ってみました。

甲斐の猿橋という橋です。

刎橋というのは両岸の崖に穴をあけ、刎ね木といわれる木材を斜めに差し込み、更に上に刎ね木を突き出して下の刎ね木で支えるということを繰り返しながら下部構造を作り上げるもの。
構造となる刎ね木などの木材に雨よけの屋根がついているのもユニークで、橋脚のないとても美しい橋でした。


2013年10月18日金曜日

カポかラタか?

とても立派なズッキーニとセロリが手に入ったので、ナスを加えてカポナータをたくさん作ることに。

カポナータとラタトゥイユって、イタリアとフランスの違いの他にも違いがあるのかと思って調べてみたところ、料理方法や調味料が違うようで、素揚げのナスを炒めた野菜とトマトで煮込み、ワインビネガーを加えるのがカポナータ。炒めた野菜をトマトで煮込んで白ワインを加えるのがラタトゥイユだそうです。

そうなるとこれはラタトゥイユですね。
今回はやや大きめのカットで作ったので個々の野菜感が楽しめました。

セロリの葉がたくさん取れたので電子レンジで乾燥させ細かく刻んでみました。
一振りで香りが立ちます。


<豚肩ロースのソテーとラタトゥイユ>
野菜はすべて同じ大きさにカットして、ローリエとともにオリーブオイルでしっかり炒める。白ワインを加え一煮立ちさせたらトマトの水煮缶をつぶしながら加え、ニンニク、塩を加えて煮込む。
肩ロースはブロックから厚めにカットし塩コショウをしてしばらく置き、ソテーする。
ソテーした肉にラタトゥイユをかけるように盛り、乾燥セロリ、ピンクペーッパーを振りかける。


2013年10月17日木曜日

何寸がいいのか。

前夜の夕食の残り物で休日ランチというのはとてもよくあることですが、ちょっと盛り付けを変えるだけでも気分が変わります。

最近の流行りは中振りの6寸皿や7寸皿を使ったひと盛りランチ。
和食でいう散らし盛りです。

懐石では八寸という酒の肴を散らし盛りにしたものがありますが、八寸がコースの中で特に視覚を刺激する料理とされるように、ひと皿に数種の料理を盛ることで華やかさが演出されますね。
ちなみにこの料理の八寸は、もともと8寸角の杉盆に盛られたことから呼ばれている名だそうです。たしかに8寸くらいあるとゆったり盛れそうです。

ほぼ残り物ですがオクラのじりじり焼きを足したので色合いも華やかになりました。
素材の栄養バランスは良さそうですが調味油が多いのがやや反省です。

<6寸ランチ>
鶏胸肉とエリンギの塩炒め(酒、油、片栗粉、塩で下味をつけた鶏胸肉とエリンギを炒め銀杏を散らす)/厚切りレンコンとニンジンのきんぴら(水と酒を加えて蓋をして蒸し焼きにしてから砂糖、醤油で調味、ゴマ油で香りを出す。少し固いくらいが美味しい)/オクラのじりじり焼き豆苗添え(ゴマ油を引いて弱火で焼く。あまりいじらないで焼き目をつけながら面を変える。最後の面を焼く時に豆苗を加える。塩とコショウを振る。)



2013年10月16日水曜日

赤は少なくて多い。

ハロウィンシーズンで観賞用のオレンジ色のカボチャが多く見られます。
ランタンにでもすればいいのでしょうが、やはりカボチャは食べたいので食用の赤カボチャをずっと募集中。
緑の品種に比べ圧倒的に少ない赤系のカボチャは、なかなか店頭に並んでくれないのですが、山梨の地元野菜市場で赤カボチャを発見。
きれいなオレンジ色の見た目に惚れてジャケ買い。

北海道で生まれた北の紅(きたのくれない)という品種で、多品種に比べて30%強のβカロテンを多く含む栄養価の高い比較的新しい品種だそうです。

一般的な栗カボチャより大きいのでこれから毎日カボチャ料理が続きます。

<赤カボチャのスープ>
タマネギのみじん切りをオリーブオイルで炒め、皮を剥いたカボチャと一緒にコンソメスープで煮る。
カボチャが柔らかくなったらミキサーにかけ、牛乳を加えて伸ばしながら塩で味を整える。
食べる直前にバターをひとかけら入れて溶かす。

2013年10月15日火曜日

鉄道トンネルを歩く

勝沼に使用されなくなった鉄道トンネルに入れるという情報を仕入れたので行ってみました。

中央本線の大日影トンネル(大日影トンネル遊歩道)。

1902年に貫通したレンガ積みのトンネルで、1997年(平成9年)に新大日影トンネル上下線が開通して以来使用されず、2007年(平成19年)に遊歩道として整備、その後改修で一時閉鎖されて、今年の4月に再開通したのだそうです。

見学路として歩道が作られていますし、安全のための照明も増えているのだと思いますが、鉄道用に作られてから100年以上経つ鉄道トンネルを歩けるというのはちょっと貴重な体験。
産業遺産には現代的な建築物とは違った魅力があります。

全長1.3kmほどで反対側に抜けられますが、駐車場に戻らなければならないので、それなりに時間がかかるはずでしたが、事前調査が足りなく閉門20分前に到着するという大失態。
写真を撮りながらなので200mほどしか入れませんでしたので、ぜひまた再挑戦したいと思っています。



2013年10月14日月曜日

続々と。

近くのアンティーク屋さんが、お店のイベントスペースで古本市を開いたので行ってみました。
何店かの古本屋さんが本を持ち寄るものですが、一般的な古本市と比べれば全然規模は小さいものの、そこはオーナーの意向があるので、呼びかけた古本屋さんの傾向や、持ち寄った本の趣味などあなどれないものがありました。

なかでもグラフィックデザイナーの原弘氏による東京オリンピック1964の「第18回オリンピック競技大会公式報告書」(1966年発行)は、美術館でしか見た事がないもので、初めて手に取って中を見たので興奮しました。
「絶対に手が出ない」という金額ではなかったため、かなり迷いましたが手元に置かなくてもいいと判断。でも見られて良かったです。

手に入れたのは「日本万国博覧会 公式ガイド」
絵を描いているメンバーが東山魁夷氏、杉本健吉氏、平山郁夫氏ととても豪華です。
つい先日にDVDが手に入ったばかりで次は公式ガイドと、続く時は続くものですね。

2013年10月13日日曜日

紫はどこへ?

先日雑貨屋さんで見つけた紫色の豆。

ドリコスラブラブ(Dolichos lablab)という変わった名前の豆ですが、すっかりカラカラに乾いたので鞘を開いてみました。

中には当然ながら豆が入っていましたが、思ったより大粒で黒褐色のボディに真っ白な胚芽が一文字に入った、なかなかカッコいいデザインでした。

今は収穫したままガラスのシャーレーに入っていますが、春先にでも蒔いてみようと思ってます。

>>以前の紫色の豆のブログはコチラ

2013年10月12日土曜日

飛ばしてみるか?

秋は拾い物の季節。
先日の銀杏やキノコのように食べるものでなくても、気になる落とし物が多いためついつい持ち帰ってデスクの上に置かれていきます。

本来なら1つか1対で落ちることで翼に浮力と揚力が働き、より広範囲に種子を散布するカエデ科のタネが、ごっそりと落ちていました。
たぶんヤマモミジ。強い風のせいでしょうか。

以前にINAXギャラリー(現LIXILギャラリー)で開催された「種子のデザイン旅するかたち展」の会場で、とても大きな飛ぶタイプの種子の原寸モデルを作って飛び方を試す映像があり、ちょっとやってみたいと思ったのを思い出しました。
これだけあると現物で散布実験もできそうですが、色やかたちが良いのでそのまま飾ってあります。

これまでの木の実関係のブログはコチラ
>>飛ぶ、浮く、くっつく
>>ツバキの種
>>秋の落とし物
>>木の実の魅力

2013年10月11日金曜日

至福の時

表参道のスパイラル(spiral)で開催中の「ハンス・ウェグナーの椅子展」に行ってきました。

近代デザインにおける名作と言われる椅子を集めた展覧会自体はそれほど珍しいものではありませんが、今回の展覧会はウェグナーがデザインした椅子だけを60脚以上集めた上、現行生産品を中心に触って座れるという何ともお得な展覧会。しかも入場無料。

ショールーム的なコンセプトなのでしょうが、それにしては数が多いので立派。
会場では何度も座り心地を確かめる人や持ち上げて裏を見る人などとても贅沢で嬉しくなる光景があちこちで見られました。

大きな美術館で大手新聞社がスポンサーで「どうだまいったか」の展覧会も好きですが、一流の作品が身近に感じられる展覧会も大好きです。

個人的には笠木(背もたれの一番上にある貫)の継木部分を撫で回せたのが至福でした。
触って座ると欲しくなるのが問題ですね。

会期終了間近です。

2013年10月10日木曜日

豚に大根。

良い感じの豚のスペアリブが手に入ったので、シンガポールやマレーシアの定番料理バクテーに決定。
鍋で下茹でをしたところで、何かアレンジしたいと思い冷蔵庫を探ると大根がありました。
豚と大根は相性がいいですし、美味しいスープがしみ込んだ大根は最高なので、この組合わせは絶対に成功すると確信をもって調理しました(一緒にただ煮込んだだけですけれど)。

結果は。

やはり大成功。
大根の煮込みは鰹や昆布出汁の和食の印象が強いですが、スパイスの効いた煮込みもとても美味しいです。

>>バクテーのレシピは以前のブログで。

2013年10月9日水曜日

嬉しい出費。

最近になって頻繁に利用してしまって反省している古本リクエスト
以前にも紹介しましたが、すでに廃刊になってしまった本などをリクエストしておくと、忘れた頃に手に入るというもので、足を棒にして古書店を探すということをしない何ともズボラなシステム。
古書店巡りは知らない素敵な本に出会えるので、それはそれでやめないのですが。

このシステムはDVDもあって、古本リクエストを頻繁に使うようになる前から「EXPO'70(大阪万博)」のDVDをリクエストしておいたのですが、なんと入荷のお知らせが。

無理だと思っていたので驚きです。
入荷したからといって必ず購入しなくてもいいのですが、これは即購入決定。
まさか手に入るとは。

2006年に1年間限定生産されたものでDVD4枚組の記録映像集。
あまりに突然手に入ってしまったので、じっくり見る機会を探っています。


2013年10月8日火曜日

10月の展覧会

秋の展覧会シーズン。
デザイン学校でも10月末から開催されるTOKYO DESIGNERS WEEKの制作で殺気立ってきました。
移動時間の合間などで思い出した時に立ち寄れるよう気になる展覧会をまとめました。
会期終了間近なものもありますので注意です。


ハンス・ウェグナーの椅子展
スパイラルガーデン
(開催中〜10/14)

岩合光昭写真展 ネコライオン
東京都写真美術館
(開催中〜10/20)

オリンピックがやってくる
江戸東京博物館/常設展
(開催中〜10/20)

ずっと長さんとともに
ちひろ美術館
(開催中〜10/28)

ル・コルビュジエと20世紀美術
国立西洋美術館本館
(開催中〜11/4)

杉本祐子「Selfish」
ポーラミュージアム アネックス
(開催中〜11/4)

向井周太郎 世界プロセスとしての身振り
武蔵野美術大学美術館 アトリウム2
(開催中〜11/16)

ミケランジェロ展
国立西洋美術館
(開催中〜11/18)

紙とインフォグラフィックス 系統樹の森
竹尾見本帖本店
(10/9〜11/22)

寺山修司展「ノック」
ワタリウム美術館
(開催中〜11/24まで延長)

中谷宇吉郎の森羅万象帖展
LIXILギャラリー
(開催中〜11/24)

ウィリアム・モリス 美しい暮らし
―ステンドグラス・壁紙・テキスタイル
府中市美術館
(開催中〜12/1)

チェコの映画ポスター
国立近代美術館フィルムセンター
(開催中〜12/2)

明治のこころ モースが見た庶民のくらし
江戸東京博物館
(開催中〜12/8)

平野甲賀の仕事 1964−2013
武蔵野美術大学美術館 展示室3
(10/21〜12/21)

吉岡徳仁 クリスタライズ
東京都現代美術館
(開催中〜2014/1/20)

2013年10月7日月曜日

不思議食感の甘辛。

よく使っていた中華食材屋さんがなくなってしまって、手に入らなくなってしまった食材をインターネット通販で探していたところ、別の気になる食材を見つけてしまいました。

拷麩(コーフ)といって中国の蒸し麩というものなのだそうで、近所の中華料理屋さんで甘辛く煮たものが定番メニューにあって、他にない食感でそのお店では必ずいただくほどはまってしまったもの。
食材として見たのは初めて。

色々調べてみても調理方法がわからなかったのですが、高いものではないので興味本位で注文しました。

冷凍でやってきた拷麩(パッケージには孝麩となっていました)はそのまま茹でてから絞って調味料で煮込みました。

今回は五香粉のみで香り付けしましたが、八角などを加えてもう少し香りを強めてもいいような感じでした。

けっこう近い感じで大満足。

探していた食材は百頁(バイエイ)といって干豆腐とか押し豆腐と言われるとても薄い豆腐。
こちらも一緒に注文したので懐かしメニューが復活できます。

<拷麩の醤油煮>
戻して絞った拷麩を醤油、酒、黒砂糖にショウガのスライス、五香粉を加えて煮汁がなくなるほどまで煮込む。
見た目が地味なので塩茹で銀杏などを飾るときれい。

2013年10月6日日曜日

強者がいた。

ここ数日天候が不安定でしたが、夜中に降った雨もやんで休日の朝は久しぶりに明るい曇り空。
このまま天候が回復しそうなので午前中のうちに大学のキャンパスへ銀杏拾いに行きました。
先日拾った銀杏があまりに感動ものでだったので第2段はザルを持参しての本気モードです。

キャンパスの校舎裏が一番の収穫場所。
前回はまったく人気がなかったのですが、すでにおばちゃんが自転車の後部に付けた大きいかごに山盛りに拾っています。
しかも素手。
銀杏の果肉には皮膚のかぶれを起すイチオール(ギンゴール酸、ビロボールなど)が含まれているのでかなりの強者です。

ざっと20分ほど拾っただけでも前回をはるかに超える量。もっと落ちてはいるのですが、仕事ではないので拾ったあとの処理を考え無理しない方が楽しくて良いです。

洗って乾かした全量は680g。
なかなかの収穫でした。

2013年10月5日土曜日

極上の翡翠。

大学のキャンパスで拾った銀杏
店頭に並ぶものに比べれば小粒以外はなにも遜色ないように思います。

さっそく種を割って中の仁を取出します。
薄皮はついたままでOK。

少量の塩水で蒸し煮して皮を剥くと鮮やかな翡翠色の仁が現れました。
ここまで鮮やかな色の銀杏は初めてで、加えてモッチリとした食感と苦味で味も最高。
感動ものです。
シーズンが終わらないうちに再度拾いに行かなくては。

秋の食材の炒めものに加え、アクセントにしました。


<バラ肉の塩豚とサツマイモ、銀杏の炒め>
サツマイモは電子レンジで軽く加熱しておく。フライパンで塩豚を焼き、シメジ、サツマイモを加え炒め合わせ、銀杏を加えたら醤油とみりんで調味する。

2013年10月4日金曜日

秋の拾いもの。

kitaCafeのある国立には一橋大学のキャンパスがあって、これからの季節はイチョウの葉が黄色く色付くのが楽しみです。

日中も過ごしやすい気候になったので、紅葉には早いのですがキャンパスを散策しているとイチョウの根元は一面の銀杏。

これは拾わないわけにはいかないと後日ビニール手袋持参で出直し拾ってみました。
銀杏拾いは子どもの頃以来です。

拾って軽く洗って果肉をざっと落としてから持ち帰り丁寧に洗って陰干し。
小粒ではありますがたいした手間でもなくタダで銀杏を手に入れてしまいました。

このあとは出掛ける用事があったので調理は後日。
楽しみです。

2013年10月3日木曜日

テレビCMの影響。

ちょっと続いた坊ちゃんかぼちゃ料理。
カボチャの丸ごと姿料理への憧れはずっと前に見たあるCMがきっかけです。

1991年に日本テレビコマーシャル制作社連盟(JAC)が設立30年を迎えるにあたって、昭和を代表するコマーシャルを「昭和のCF100選」として選定し、業界用配布のビデオ(非売品)と記念誌が発行されました。
その中の昭和46年のACC賞グランプリを受賞した味の素の「ハイミー・いもがらぼくと」編。
「いもがらぼくと」は九州南部でダメ男の意で、CM中に流れる唄の歌詞に登場しますが、このCM映像に登場するかぼちゃ料理。
一般的に手にはいる西洋栗カボチャではなく、日本種の小菊南瓜と思われるカボチャで、切り口の花形といい、料理のシズル感といいたまらなく良いのです。

このCMの「けんちん揚げ」は挑戦したことがない憧れの料理です。
YouTubeにアップされていました。


※昭和のCF100選の映像は、汐留のADMTで見られたような記憶がありますが、検索しきれませんでした。

2013年10月2日水曜日

豪華別冊付。

新聞整理をしていたらHarper's BAZAARの日本版創刊の全面広告がありました。

創刊とありますが、日本版は2000年から月刊で発行され2010年に廃刊してからの約3年ぶりの再版ということのようです。

海外女性ファッション誌の日本版創刊ですから本屋さんで立ち読みする程度はしてもなかなか購入とまではならないのですが、今回はちょっと気になる別冊付録があり即注文しました。

別冊付録は「栄光の146年ベストカバー集」
Harper's BAZAARは世界最古の女性ファッション誌で、カバーを手掛けたデザイナー、イラストレーター、写真家はそうそうたるメンバー。
思いつくだけでもエルテ、カッサンドル、ブロドヴィッチ、バイヤー、ブルーメンフェルド、アヴェドン等々。
そのベスト集ですから手に入れない訳にはいきません。

というわけで手に入れたHarper's BAZAAR。
本誌より先に豪華別冊を手にとっております。
こういう資料を別冊につけるというのは、ズルいというかニクいというか。
本誌のこの価格で手に入ってしまうのですからとても嬉しいです。
この別冊を作るためにいろいろと資料を揃えたり、記事を作ったりしたのでしょうから、いずれもっと豪華な1冊にして出版して欲しいですね。


2013年10月1日火曜日

器つかい。

坊ちゃんかぼちゃの第2段。
カボチャを器に見たてた玉地蒸しを作りました。
玉地蒸しは具のない茶碗蒸し。
柔らかいたまご豆腐のようなものです。

基本は茶碗蒸しですから出来上がってからのシェアは難しいので、カボチャはタテに半分にカット。
安定を良くするために底にあたる部分を少し切り落とすのですが、この時に水平が出ないと結構ヘコみます。

ヘタは切り落としてあとは出汁で伸ばした卵を流し入れて蒸すだけ。
カボチャを崩しながら玉地と一緒にいただきます。

食べてみて思ったのですが、甘くしてカボチャプリンのようにしても良いですね。

<坊ちゃんかぼちゃの玉地蒸し>
よく洗ったかぼちゃはタテに半分にカットし中をくり抜いたあと、器になるように底にあたる部分を削ぎ切りします。
卵と出汁を合わせ、塩、醤油、みりんを加えザルで漉しかぼちゃに流し込んで弱火で蒸します。