2013年10月25日金曜日

ニヤリな展覧会

学校行事の関係で授業が休講になったので急遽ギャラリー巡り。
久しぶりの銀座方面です。
まずは新橋方面から。
新橋は電通が運営するADMTもあるのですが、銀座方面へ戻るには雨振りの中ちょっと距離があるのと会期にまだ余裕があるので今回はパス。
クリエイションギャラリーG8で開催中の「菊地敦己展」からスタートです。


開催情報は得ていたものの内容まではチェックしていなかったので、展覧会会場ではちょっと「?」となりました。

平塗りのイラストレーション?
※美大のデザイン専攻の実技入試ではアクリルガッシュなどの不透明水彩を使った構成課題が多く出題されるのですが、その表現方法のひとつに、カスレたりボカシたりしない表現があって、それを総称して平塗りと言います。とても懐かしい言葉。

てっきり菊地氏のデザインワークの展覧会かと思っていたので、ちょっと意表を突かれました。しかもすべて価格表示ありの販売作品。なぜ?

しかも会場内にはMacが設置されていて、展覧会サイトでは展示されている作品がすべてカスタマイズできしかもダウンロードできる。

データのシェアが簡単に行われるネット社会において、創作されたモノが世に出たらそれはフリーなのか?を問いかけグラフィックデザインを考える展覧会となっていたのでした。

ちょっとやられた感ありのニヤリとさせる展覧会。

デザインを学ぶ学生さんは特に会場で作品のカスタマイズをしてみて欲しい展覧会です。
11/21(木)まで

0 件のコメント: