2012年11月30日金曜日

欲望の美本。その4


世界のブックデザイン2011-12」で気になった美しい本。その4です。

ドイツの美しい本に選ばれた「Decodeunicode」は、世界の文字を集めた本。本と切り離せない文字は、それだけを見ていてもとても美しいもの。しらない文字の多さにも驚きです。



1946-1976にかけてのイタリア北部のモダン建築ばかりを集めた「Italo Modern: Architektur in Oberitalien 1946-1976」は、スウェードのような質感の表紙が落ち着いた造本で、紹介されている建築がまた渋くてかっこいい。
いつか現物を見て回りたくなる本。


どちらもデザイン学校の参考図書にあっていい本だと思いました。

2012年11月29日木曜日

欲望の美本。その3


世界のブックデザイン2011-12」で気になった美しい本。その3です。

本の魅力のひとつである手触り感。
造本デザインの醍醐味でもあって、とても楽しいものが世の中にはたくさんありますが、ちょっとやりすぎでは?というものも中にはあります。

今回の展覧会でもオランダのブックデザイン受賞作品の中にも、審査員の間で激論の末の受賞となったという図書がありました。

NBV meidenbijbel(女の子のための聖書)」。
手帳か?と思うデザインですが聖書ですからね。ちょっと驚きの造本。
審査員も激論というのが納得。
コチラのサイトで画像が見られますが、ぜひ会場で手に取って見て欲しい一冊です。
>>「NBV meidenbijbel(女の子のための聖書)」


2012年11月28日水曜日

欲望の美本。その2


P&Pギャラリーで開催中の「世界のブックデザイン2011-12」で気になった美しい本。
今年は写真集の受賞図書が多かったような印象を受けました。写真やカメラのあり方の変化が影響しているのでしょうか。

ドイツの「The Little Black Jacket」は部数限定の大型本でしたが、写真集としてはちょっと小型な部類のスウェーデンに活動拠点を置く写真家JHエングストロームの写真集「La Residence(レジデンス/デンマーク)」が、今年の金の活字賞(最高賞)。
布張りの表紙に金の箔押し文字で落ちついた雰囲気で、観音綴じの多い複雑な造本でした。

オランダの写真集「Utilité」は刺繍などの作家と作品と制作過程、素材などを写した写真集で、背表紙がなく、綴じ糸がむき出しの仮製本で、観音綴じの作品写真を開くと素材や作家の写真が現れるという凝った造本。この本はちょっと手に入れたかったのですがISBNでも探しきれませんでした。もっとも気になった本がすべてネットで見つかってしまうのも困りものなので、「見つからなかったけどちょっと欲しかったなぁ」と思っているくらいがちょうどいいのかもしれません。

2012年11月27日火曜日

欲望の美本。

印刷博物館P&Pギャラリーで開催中の「世界のブックデザイン2011-12」に行ってきました。
毎年ドイツで開催される「世界で最も美しい本コンクール」の入選図書と入賞国のブックデザイン賞受賞図書の展覧会です。

昨年は終了間近に駆け込んだ反省から今年は早めに行動。
すべての本が手に取って見られるので、早めの方が綺麗な状態で見られていいです。

ことしはドイツの図書に「The Little Black Jacket」が入っていました。
CHANELのクリエイティブディレクターであるカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)氏とVOGUE PARISの元編集長であるカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)氏による写真集で、4月の写真展で出版の情報を得て申し込みを迷っていたまま忘れていました。見本誌のままのとても良い仕上がりの美本です。

展示されている本は研究書などの専門書も多いため、すべての美しい本が=欲しい本にはなりませんが、さすがに世界から集まった美本。手元に置きたいものがたくさんあります。
いつものとおりISBNコードを控えたので、しばらくは購入を検討する日々です。





2012年11月26日月曜日

仲間のお浸し


初春からが旬のセリは独特のエグミがあって春を感じさせてくれるところがいいのですが、ハウスの水耕栽培ものは、物足りないながら年中出回っているという便利さがあって、セリ好きとしては時期外れでもつい手が出てしまいます。

頂き物のクセが強くて美味しいニンジンが最後の1本だったので、同じ仲間のセリと一緒にお浸しにしました。
ニンジンのクセというのは、セリ科だけあってセリのクセに似ているのだと今更ですが納得です。

ニンジンのオレンジとセリの緑がおめでたい感じでキレイだったので、大正時代の色絵皿に盛ってみたのですが、なんだかおめでたさが強調されすぎてお正月みたいになってしまいました。

2012年11月25日日曜日

ピーマンのP

つやつやで色の濃いピーマンが手に入りました。

生のままでも美味しいピーマンは、ビタミン類がとても豊富。
通常は熱に弱いビタミンCですがピーマンにはビタミンPが含まれていて、ビタミンCを熱や酸化から守ってくれるそうです。


この聞き慣れないビタミンPは、正確にはビタミンに近い働きをするビタミン様物質というものだそうで、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチン等の総称でフラボノイドの一種で毛細血管を丈夫にし、コレステロールの減少効果もあるとか。

また、粘膜を強化し抵抗力をつけてくれるβ-カロテン(プロビタミンA)は油との相性もいいので、加熱を少なめにしてシャキシャキ感を残した炒め物にすれば、美味しいだけでなく栄養の吸収もアップ。風邪の予防に効果が期待できますね。


先日大量購入した干しアミを佃煮のように甘辛く炒め煮にして、ピーマンと合わせました。
器は黒で締めて緑と赤のコントラストを強調しています。

<ピーマンと干しアミの甘辛炒め>
干しアミは醤油、酒、砂糖で甘辛く炒め煮にし、水分がほとんどなくなったらピーマン、ごま油を加え、水分を飛ばすように軽く炒める。

2012年11月24日土曜日

味噌がいい。


JRの車内モニター「トレインチャンネル」は、何気なく見ているわりに印象に残らないものが多いのですが、最近放映しているサッポロビールの「大人の☆料理 繁盛店の逸品」はとても印象的。(11/19〜25まで放映)
ホタテ貝を殻ごと味噌を掛けて焼いた「ホタテの西京焼き」です。


ホタテの甘さと旨味に焼き味噌が合わないわけがない。
というわけで、殻付きではありませんが、ちょうどホタテの貝柱があったので、エビ、白ネギ、エリンギを加えて、少し豪華に味噌焼きを作ってみました。

甘味のある味噌焼きというのはこれまであまり作った記憶がなかったのですが、あつあつで冬のメニューにぴったりです。
西京味噌ではなく信州白味噌をベースに砂糖、酒、みりん、醤油を加えた味噌ですが、ホタテでなく牡蠣でも美味しいでしょうね。いろいろアレンジがききそうです。

白いグラタン皿は古道具屋さんで見つけたデッドストックもの。浅めなのでちょっとした焼き物皿に便利。デザイン的にもあまり主張がないので和洋どちらにも対応できるところが気に入っています。

<ホタテとエビの味噌焼き>
ホタテの貝柱、エビ、白ネギ、エリンギを器に盛り、グリルで軽く下焼きしたら、味噌を掛けて更に焼き上げる。

2012年11月23日金曜日

自然環境保全への関心

世界一有名なゾウガメ「ひとりぼっちのジョージ(ロンサム・ジョージ)」が死んで、ガラパゴスゾウガメの亜種であるピンタゾウガメが絶滅したことについては以前のブログで紹介しました。
そのニュースから5ヶ月。

同じガラパゴス諸島のイサベラ島のゾウガメの中にジョージと類似した遺伝形質を持つゾウガメ17頭の生息が確認され、多くの交配種が生息するイサベラ島には、純粋種がいる可能性もあるとガラパゴス国立公園管理局が発表したというニュースがありました。
今後も調査研究が続くようですから、次は純粋種が見つかったというニュースに期待です。

ガラパゴス諸島は1978年に世界遺産に登録されましたが、急速な観光地化や人口増加、外来種の繁殖や環境汚染などの理由で2007年から2010年までは危機遺産(世界遺産としての価値が失われる危険性があり、脅威が去らなければ世界遺産リストからはずされる)に登録されていました。

日本でも2011年に固有の生態系をもつ小笠原諸島が世界遺産に登録されましたが、注目されたことで観光が盛んになりかえって自然環境保全が危機にさらされています。

ガラパゴス諸島はエクアドル政府の努力で危機遺産リストからはずされましたが、日本も危機遺産に登録されてしまう前に対処を講じてほしいものです。

地球上の生物の絶滅は、環境保全の意識を高めるきっかけにはなりますが、なかなか人々の意識を持続することは難しいのが現状です。
絶滅のあとにこうした良いニュースが続くことはごく稀ですが、今回のニュースで自然環境保全や野生生物の危機に関して少しでも多くの人の関心が持続することを願っています。
>>WWFの野生生物を守る活動





2012年11月22日木曜日

階調再現の秘密


LIXILギャラリーで開催中の「建築を彩るテキスタイル -川島織物の美と技- 展」に行ってきました。(11/24まで)

京都の繊維・織物を中心とした室内装飾業の名門である川島織物が、主に衣服に用いられていた「染織織物」を室内装飾の美術工芸にまで発展させ、海外にまで評価されるまでの経緯を紹介する展覧会です。

織物は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で織られているので、精密で絵画的な色彩再現ができることに不思議さを感じていましたが、複雑な変化のグラデーションを再現するためには、数本で構成されている糸1本1本を異なる色で撚り合せることもあるのだそうです。
改めて日本の伝統工芸界の緻密さに脱帽。

DMやポスターになっている織物は1904年(明治37年)のセントルイス万博で作られた「若冲の間」に掛けられた「紫陽花双鶏(原画伊藤若冲)壁面装飾綴織」。
今回の展示では「若冲の間」の再現模型があるだけで、残念ながらこの作品は展示されていませんでしたが、現物の織物を見るために「川島織物セルコン織物文化館」に行ってみたくなる展覧会でした。




2012年11月21日水曜日

素材の旨味


青森から届いたサツマイモ
甘味が増すのを期待して新聞紙に包んで寝かせていたのですが、そろそろ食べ時?かと思い、根菜メインの蒸し物にしました。

蒸篭の蓋を外して立ち上る湯気から現れるサツマイモの鮮やかな赤紫と黄色、同じく青森から届いたニンジンのオレンジ色がとてもキレイ。

少し固めに蒸しあげた野菜は、素材本来のクセが残っていて美味。
素材の味が一番感じられるように塩(海人の藻塩:あまびとのもしお)で美味しくいただきました。
一度にたくさんの野菜が食べられて、栄養の損失も少なくて。寒い時期は野菜蒸しを食べていれば間違いないと信じ切っています。
(海人の藻塩も別の方からの頂き物でした。もらいもの人生です。)

2012年11月20日火曜日

写真の演出

銀座のガーディアン・ガーデン(GUARDIAN GARDEN)で開催中の「大島慶一郎展 “HAAAH”」。(11/22まで)

2000年の「ひとつぼ展」に入選後、アートディレクター、グラフィックデザイナーとして活躍している大島慶一郎氏の作品展ですが、今回の展示は歯をモチーフとしたコスチューム姿のモデル達が並ぶ写真作品ばかりで構成され、演出がなんともユニーク。

展示室の片隅にはこれまでのデザインワークがiPadで見られますが、こちらの作品もモデルさんを使った写真のディレクションがすごく、コスチュームやロケーションがとても見事でした。

2012年11月19日月曜日

着色見本

高校の木工授業準備の続き。
今回の木工課題では素材となる木質は、柔らかくて繊維が緻密なため加工がしやすく表面の仕上がりが良いシナ材を使っています。

比較的木目もキレイなため、着色方法は塗装ではなく染めに。扱いが簡単な水性のステインで、乾燥後は保護のため薄くニスで仕上げます。

作るものによって色のイメージが異なることを想定し、色数は6色を用意。
パッケージ印刷の色見本ではわからないので、実際にシナ材を使って色のサンプルを作りました。
マスキングテープでマスクをして1色ずつ着色する作業は、平面構成をしているようで楽しい作業でした。
用具を全て片付けてマスキングテープを外したあとに、2度塗りやニス仕上げによる色の風合いの違いまで作れればわかりやすいということに気付きました。

実習までにはまだ間に合いそうなので、更に工夫しようかと悩んでいます。
実際に着色しニス仕上げをした「魚の尻尾」は、実は「チーク」の2度塗り。
写真だけではオークが一番近く感じてしまいますね。



2012年11月18日日曜日

濃くて重い。

銀座グラフィックギャラリーで開催中の「横尾忠則 初のブックデザイン展」に行ってきました。(〜11/27まで)

横尾忠則氏は日本のアヴァンギャルドデザインを代表する一人ですが、展覧会のタイトルにあるようにブックデザインの展覧会は「初」ということにまず驚きました。
確かに演劇をはじめとする強烈なデザインのポスター展や絵画展は多く見ていますが、ブックデザインのみの展覧会は記憶にありません。

黒い展示壁にスポットが灯る会場は、横尾氏のアングラ的な世界観に満ちあふれ、重々しい雰囲気と空気感さえ漂います。作品の展示だけでなく印刷の指定紙も数点ですが展示されていますので、デザイナーのこだわりを読み取ることができ、じっくりと作品に浸れるものになっています。

今回のフライヤーやポスターのデザインも横尾氏自身が手がけたものですが、横尾氏のこれまでの作品にはない、コミカルな表現ですから、このイメージで会場に足を運んだ横尾氏を知らない若い世代の人達にとっては、驚きの作品展になっているのではないでしょうか。

2012年11月17日土曜日

絵と銀行の良い関係

銀座(新橋)のクリエーションギャラリーG8では「Artbility meets 10 designers 10人のグラフィックデザイナーとアートビリティアーティストによるコラボレーション」展が開催中。

ハンディキャップを持ったアーティストが登録する「Artbility(アートビリティ)」というアートバンクとグラフィックデザイナーがコラボレーションして制作した作品の展覧会。

アートバンクは主に若手芸術家の支援と育成を目的に、自治体が予算支援する仕組みですが、日本では中々一般に認知されていないのが現状。様々な運営形態で社会福祉法人など民間機関が行っているのが現状のようです。

この仕組みが理解され拡大するためにも、このような企画展はとても夢のあるものですね。


2012年11月16日金曜日

ヘビとリボン

11月も半ばを過ぎて、街中がクリスマス色に変わってきています。
銀座では銀座大通りのショーウィンドウが賑やかになって、道行く人の足を止めていました。
ショーウィンドウだけでなく、クリスマスや年末の頃になると、ビルの外壁を大きく装飾する店舗も多く見られます。
特に銀座は通りも大きくまっすぐなので装飾が映えますよね。

この時期はクリスマスツリーのイルミネーションが定番ですが、BVLGARI(ブルガリ)のイルミネーションがちょっと変わっていました。

「ビルに巻き付く白ヘビ」。
ちょっと見ただけではヒモ?とも思う造形。

来年の干支にちなんだものかと思っていましたが、同ブランドの代表的なシリーズ「セルペンティ」のモチーフなのだそうです。BVLGARIのデザインを良く知らないので、まったく気づきませんでした。

イルミネーションというのは昼間がパッとしないものですが、このヘビは電飾がウロコのような質感を出しているので、昼間でも充分インパクトがあるところもスゴイです。

向かいのCartier(カルティエ)は赤いリボンですが、圧倒的に白ヘビのインパクトが勝っています。

2012年11月15日木曜日

クジラのごはん



先日、愛知県知多半島の網元市場で大袋の干しアミを発見。
その多さに食べきれるか?と思いながらも素通りできず持ち帰りました。

アミとかオキアミとかアミエビとか呼ばれますが、分類上はアミという種だったり、エビと同じ種だったりといろんな種類に分かれるそうで、それでも食材としては総称してアミエビということもあったりするので結構ごちゃ混ぜなようですね。

それにしても袋一杯のアミはステキです。
ヒゲクジラが海水ごとアミを食すくらいですから、細かい網でごっそり獲れるのでしょうね。

これまで調理で使ったことはなかったのですが、干しえびや桜エビが小さくなったようなものですし、ジャコや小女子とも似たような使い方ができるのではと思ってます。

まずは炊き込みご飯。
エビの出汁が効いて美味でした。
袋の干しアミはまったく減った気がしないです。お得だ。
<干しアミの炊き込みご飯>

干しアミ、醤油、日本酒を加えてご飯を炊く。ほんの少しごま油を垂らすと香りが良い。

2012年11月14日水曜日

ストリウムライン

リニアモーターカー(リニモ)に乗って行った目的地はトヨタ博物館

到着直前にリニモの高架からみた博物館裏の駐車場では何やら人混みが。
トヨタの名車の走行披露のイベントのようですが、並んでいる3台の車のうちの1台は丸みのある流線型の小型車のように見えました。
もしかして「トヨタ・スポーツ800」では?と期待して博物館へ。
ちょうどイベントが始まったばかりというグッドタイミング。
やはり「トヨタ・スポーツ800」でした。

1965年から5年間だけ生産された小型のスポーツカーで、生産台数は3000台ほど。小型大衆車のパプリカをベースに作られたカワイイ感じのデザイン。
博物館やショーなどで展示されることは多い車ですが、実は本物を見るのは初めてです。しかも走行する姿が見られるとはラッキーでした。

もっとうるさいのかと思っていましたが、バタバタというバイクのような響きで走る音も愛らしく、よくこれで自動車レースで優勝するほどの高性能が出たものだと感心。徹底的なボディの軽量化と空気抵抗の低減がされているのだそうです。


館内では、ちょうど企画展「TOYOTA75(トヨタ自動車創立75周年)」が開催中。
歴代のクラウンやカローラが並ぶ様は圧巻でした。

他にも今年50周年を迎える映画「007シリーズ」で、1967年に製作された「007は二度死ぬ」に日本車で唯一ボンドカーになった自動車「トヨタ・2000GT」も間近で見られ大満足。
こちらも流線型の見事なデザイン。古い車のスタイリングはやはりいいですね。
時間がなかったこともありますが、古い車ばかり見て、後半の80年代以降の車はすっとばしてしまいました。

2012年11月13日火曜日

浮上移動体験


先日、名古屋方面へ行く事があったので、愛知県の長久手市にあるトヨタ博物館に行ってきました。

名古屋からは45分ほどの旅なので、その後の移動を考えるとちょっと遠かったのですが、博物館を見る以外にもそこまでの鉄道に乗ってみたいというのがあっての強行。

愛知高速交通東部丘陵線」。愛称は「リニモ (Linimo)」。
2005年の愛知万博「愛・地球博」の開催にあわせて、日本初の常設実用路線として開業した常電導吸引型 (HSST)の磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)です。

これまでにもつくば科学博や横浜未来博などでリニアモーターカーが走っていたことは知っていましたが、まさか常設路線で走っているとは知りませんでした。

最高速度は100km/h。
思ったより加速や減速が急で揺れを感じますが、物理的接触がないので滑っている感はとてもありました。

リニアモーターカーの魅力は、「浮いている」ということと「磁力で移動させている」という2点が最大ですが、どちらも目視できないのが残念です。


2012年11月12日月曜日

ストックがあれば


イタリアの家庭料理ラザニアは、ナイフとフォークで食べるせいかパスタの中でもちょっとリッチな気分になりますよね。
調理自体はそれほど難しくないものの、2色のソースを用意しなければならないためなかなか手が出ない一品。

ちょうどトマトソースのストックがあったので、豆乳ベースのペシャメルソースだけ作ってラザニアを作りました。

ミートソースも挽き肉の代わりにベーコンを使用したので、全体的に「軽め」の仕上がりに。休日ランチにワインを付けたくなりました。

器は吉祥寺の雑貨店で見つけたデットストックものの白い耐熱磁器。
最近になって昭和の何の飾りっ気もないシンプルな耐熱皿に出会うことが多いのですが、オーブン料理は中に入れてしまえば割と放っておけて便利なので、サイズ違いでいろいろと欲しくなってしまいます。

2012年11月11日日曜日

北から薩摩


青森からまたまた野菜が届きました。
ほんとありがたいけど申し訳ないです。

新聞を解くと、たくさんのサツマイモ
ジャガイモは袋で買うのでゴロゴロ状態で保存していますが、サツマイモは1本単位でしか買ったことがないので、目の前にサツマイモがゴロゴロしていることがまずとても新鮮。

少し保存しておいた方が甘味が増すそうなので、冷暗所でしばらく寝ていてもらうことにしました。

寝かせている間にメニューを考えないといけませんね。
すべて美味しく食べさせていただきます。

2012年11月10日土曜日

鍋で育てる


餃子というのは具材をひたすら細かくみじん切りにして、ひたすら皮で包むという単純作業なので、少し作るよりも、たくさん作って「非常食」として冷凍保存というのが定番です。

大量に包んだあと、さて「焼き」か「茹で」かと悩んだのですが、「炊き」というのがあると知りました。
鳥料理が多い福岡の最近のご当地グルメだそうで、焼いた鶏肉を具材にした餃子を鶏ガラスープでじっくり「炊く」のだそうです。

炊くことでくたくたになった餃子の皮や、小麦粉でとろみのついたスープが、「スープ餃子」とも違って、なかなか美味しそうだったので、具材が豚でしたがやってみました。

すき焼き用の浅い陶板鍋でぐつぐつと炊き上げる過程もとても楽しいです。
豚でも普通に美味しいですが、次は鶏でやってみようと思います。


2012年11月9日金曜日

今だけの味覚


11月も半ばに差し掛かり、秋が益々深まってきました。
今年は紅葉が遅いようですが、食材はすっかり秋になっていますね。
春の味覚の代表でもあるタケノコの種類で、高知県が特産の「四方竹(しほうちく)」は秋が収穫の最盛期。

断面が四角形の細いタケノコでシャキシャキの食感と苦味がとても美味しいです。

10月中旬からの1ヶ月程度しか採れない希少な山の幸。
今年もそろそろ食べ納めですね。

<四方竹と蛤の煮物>

砂出しした蛤と四方竹を醤油、砂糖、塩、酒を加えた昆布出汁で煮ます。蛤からも出汁が出るので調味料は控えめが美味しい。

2012年11月8日木曜日

ころころ金平

秋の味覚ムカゴのその後。

皮ごと食べるムカゴは、下ごしらえが要らず、炊き、蒸し、煮物など何でも使え、加熱のし過ぎで崩れるということも少ないため、ちょっとしたメニューに副材として混ぜることができて重宝。
加えるだけで秋っぽい風味が加わるのもいいですね。

いつもは千切りや銀杏切りのレンコン、ニンジン、エリンギのきんぴらですが、ムカゴに合わせてすべて同じくらいの角切りのきんぴらにしました。

ころころ食感のきんぴらというのは初めてです。
見た目もカワイいですし、食感もなかなかいい感じ。
味がしみ込む素材ではないので、通常のきんぴらよりも濃いめの味付けのほうが美味しいですね。鷹の爪を一緒に炒めてピリ辛に仕上げています。


2012年11月7日水曜日

のめりこみ注意

工業系高校の授業準備。
見本ではないですが、制作過程の説明用に「試作品」作りは欠かせません。

実際の授業以上に制作時間がかかってしまいますが、制作中は作業に没頭できるので、それはそれで結構楽しい作業。
あまりに没頭し過ぎて途中で止めるのも忘れて作り込みすぎてしまうこともしばしば。
「その辺でやめましょう」と、止めてくれる人がいて欲しいですね。

そういえば、デザイン学校の卒業制作では、「標識」に注目して企画を考えている学生さんがいます。
今は街中での展開を考えていますが、家庭などの日常生活の中にも「標識」が取込めると面白いものができそうな気もします。


2012年11月6日火曜日

見事なデザイン

先日の一橋大学の学園祭。
メイン会場を抜け、校舎内を見た後は定番の林の散策。
いつも以上に静かなグランドの周囲から校舎裏まで続く林間コースをゆっくり歩きました。
この日はヒヨドリやシジュウカラのさえずりは聞こえるものの、さすがに学園祭で人が多く集まっているせいでしょうか、コゲラは確認できませんでした。

それでも夕暮れに差し掛かって低くなってきた陽光が樹々を染めて、とてもキレイな光を楽しみながら足元のキノコを観察。

伐採された木から生えたサルノコシカケ風のキノコの青い縞模様に見とれました。

このキノコ。
カワラタケといって、倒木などに普通に生えるので特に珍しいわけではないのですが、色のバリエーションがとても豊富で、黄色や黒、茶色などもあるようです。

単独でもキレイですが、群生することで円弧の縞模様が美しいパターンを作りあげています。こうした自然の中の色と形からも多くのデザインが生まれたのでしょうね。

2012年11月5日月曜日

禁が良いか?


学園祭のピークが明けた月曜日。
たまたま見ていたテレビのニュース画面に「一橋大学の学園祭」が。
早稲田大学などのマンモス学園祭がニュースに映ることは良くありますが、一橋大?と思って注目すると、「学園祭の飲酒」についてのトピックスでした。

大学は成人と未成年が同居する環境で、特にサークルの新入生歓迎会では、飲酒に関していろいろと問題も起こっているので、最近は大学側も苦肉の策で全面禁酒とする傾向が強いのだとか。

いろんな大学の学園祭実行委員会では、独自に様々なルール作りをすることで飲酒による事故を防いでアルコールの提供をしているようですが、一橋大学では実行委員会の様々な提案は残念ながら通らず、学内では全面禁酒となったようでした。
そういえばお酒の販売はなかったような気もしますが、門を出れば同時開催の市民祭りなので、日本酒もビールもバンバン売っていて、何だかよくわからないですよね。そのまま持込めそうですし。

むやみやたらと飲酒する、飲酒させることがいいとは思いませんが、お酒を飲むシーンがオシャレにもなる場面というのは当然ながらあって、そういうことは「事故が起こるかもしれないから禁止」という感覚とは対局にあるような気がしてしまいました。

2012年11月4日日曜日

建築見学の楽しみ

11月の頭は学園祭シーズン。
テレビやラジオでも有名大学の名物学園祭が取り上げられることが多いですね。

kitaCafeのある国立は一橋大学が中心の街。
市民祭りと大学の学園祭が同時開催されるので、けっこうな賑わいになります。

普段から大学構内が市民に解放されていて自由にキャンパスを散歩できる一橋大学ですが、この時期は校舎内にも入れるので見学気分で散策。

昭和初期に建築家の伊東忠太、文部省建築課によって建てられたロマネスク様式の建物は内装も見応えあり。建物外装と違って講義室として使用する校舎内は改装されている部分がほとんどですが、木製装飾や建築金物など当時の意匠をそのまま受け継いだ物も多くありました。ここに通う大学生はどんな風に感じているのでしょうね。

講義室天井の木製格子枠と黒板枠の装飾。
窓の下の換気用と思われる小窓。






2012年11月3日土曜日

本来の味に感謝


デザイン学校の卒業生からいただいた家庭菜園のポップコーンがとても美味しかったのでお礼の通知をしたところ、今度はニンジンが送られてきました。

どうやら東京住まいでイメージする家庭菜園って言うレベルではないみたいですね。

タワシでごしごし洗って、皮付きのまま味噌汁の具にしたり豆乳スープ仕立てでいただいたり。
ニンジン臭さのあるとても美味しいニンジンでした。

そういえばニンジンってこういう味だったと思い出しました。
ニンジン嫌いやピーマン嫌いな子どもがいたのは、こういう野菜の個性だったのだなと、今更ながら納得。

誰もが食べられるように品種改良されてきたのでしょうが、それはけっして良い事ではないように思いました。

<ニンジンの豆乳スープ>
鍋に大きめにカットした皮付きのニンジン、バター、粒コショウ、塩を入れ、具が軽く浸るくらいのコンソメスープで蒸し煮にする。
ニンジンがスプーンで崩れるくらいになったら、豆乳を加え一煮立ちしたら塩コショウで味を整え、ディルを加える。

2012年11月2日金曜日

デザインの秋

今年も秋のデザインイベント「TOKYO DESIGNERS WEEK 2012」がはじまりました。(開催中ー11/5(月)まで)
神宮外苑の会場は寒さに負けない熱気で盛り上がっています。

昨年は学生作品展でグランプリをはじめ各賞を受賞したデザイン学校の学生達は、今年も元気に作品を展示。テーマに沿ったいくつかのグラフィック作品をインテリアデザインチームが効果的な展示ブースに仕上げています。

実際、会場をまわってみるとその異空間的ブースは目を惹きます。
総合学園ならではの特徴的な作品は今年も盛況。
2年連続の受賞も夢ではないかも?

今週末にはデザイン系高校の生徒達も足を運ぶ話で盛り上がっていました。
朝は寒いようですが、日中はお天気も良さそう。
いろいろ刺激的なデザインに触れてきて欲しいですね。

>>デザイン学校の学生ブログはコチラ

>>昨年の受賞内容紹介の記事はコチラ

2012年11月1日木曜日

蒸気求む。


暖かかったり寒かったり、前日との温度差で身体がまいってしまいそう。
まだ暖かい日もありそうですが、さすがに日が暮れるとぐっと気温が下がるので暖かい物が恋しくなり、オーブンの熱気や蒸気が嬉しいくらいです。調理場に立つ時間を短くしたくなるほど暑かった頃が懐かしいですね。

最近はまっているすりおろしレンコンムカゴと一緒に蒸篭で蒸しました。
乾燥して来た室内にも蒸気が嬉しいです。

<すりおろしレンコンとムカゴの蒸篭蒸し>
レンコンはすりおろして片栗粉、塩を混ぜ、軽く塩ゆでしたムカゴを混ぜ込む。深めの皿に豚肉を敷き、レンコンを乗せたら蒸気の上がった蒸篭で10分ほど蒸す。
蒸し上がったら、だし、みりん、醤油、片栗粉を合わせた餡をかける。