2010年12月31日金曜日

2010年勝手に選んだこの展覧会がスゴイ!ベスト10発表

今年はこれまで以上に「芸術」が元気な年だったように感じます。
展覧会の企画や、来場者数の盛り上がりもそうですが、広告にも新しい試みが見られた年です。
その締めくくりが今日の新聞朝刊
新年に開催される展覧会の広告が多く掲載されていましたが、なかでも「東京国立博物館(東博)」が15段の全面広告は、これまでの「展覧会の広告=目玉作品の画像」ではないものでした。
女優の「貫地谷しほり」さんを起用し、キャッチコピーは「きょうデートした。」
リニューアルした東博の広告ですが、企画よりも「東博に行く事がおしゃれ」というイメージを押し出したこれまでにない広告です。






















展覧会が混み合ってしまうことには危機を感じますが、多くの人が感心を寄せることでより発展して欲しいとも思います。
今後、どのようになっていくか楽しみです。

さて、2010年の「勝手に選んだこの展覧会がスゴイ!」の順位を選出してみました。


1)「猪熊弦一郎展いのくまさん(東京オペラシティアートギャラリー)」

2)「ロシア構成主義のまなざし(東京都庭園美術館)」

3)「REALITY LAB 再生・再創造 展(21_21 DESIGN SIGHT)」

4)「ブルーノ・ムナーリ展(横須賀美術館)」

5)「レベッカ・ホルン展(東京都現代美術館)」

6)「ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち(板橋区立美術館)」

7)「NB@gggネヴィル・ブロディ2010(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)」

8)「田中一光ポスター 1953-1979(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)」

9)「遊びのなかの色と形展ークルト・ネフ & アントニオ・ヴィターリ(目黒区美術館)」

10)「ジャンルー・シーフ写真展(東京都写真美術館)」

実際に鑑賞した展覧会の中から選んでいるのでかなり偏っていますがどうでしょうか。

2011年の展覧会もより多くの刺激を求めて足を運びたいと思います。

2010年12月30日木曜日

2010展覧会を振り返る4

先日の新聞記事にあったように2010年は近年の「現代美術流行」をさらに加速させた年でもありました。
これまで難解とされた「現代美術」を広義に捉えた企画展の開催など、「芸術」という言葉の意味が「現代」において変化してきていることに、美術館が対応できる環境に変化してきたことが大きな要因ではありますが、加えて大手新聞社による広報だけではないプロモーションの広がりにも成功の鍵があるように感じます。

レベッカ・ホルン展(東京都現代美術館)
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/107/
ドイツの現代美術家である「レベッカ・ホルン」の作品は美しい装置という感じの作品で、動的な魅力と静的な魅力は造形に対する繊細な精度から感じられるものなのでしょう。

ウィリアム・ケントリッジ-歩きながら歴史を考える(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/Honkan/william_kentridge/index.html
現代美術の展覧会では「映像」を駆使した作品も多く見られますが、「ウィリアム・ケントリッジ」の展覧会では映像作品が「メイン」といっていいほどのインパクトがありました。作品量や作業量が作家の凄さを測るスケールではありませんが、木炭で描いたアニメーションをあれだけの量作り上げることはやはりスゴイことだと思います。

草間彌生展ワタシというナニモノかへの問い(武蔵野市立吉祥寺美術館)
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/data/kikaku/2010/kusama/kusama.html
世界的な前衛芸術家である草間彌生の作品に出会うことは比較的多いものの、ある限られた時期のしかも版画とコラージュのみに焦点をあてた展覧会となると見え方がまた違いました。
小さい会場ながら草間彌生の世界観の断片が見えてくるような広がりのある展覧会となっていました。


その他、現代美術という括りではありませんが、現代建築や現代デザインの分野で実験的な試みをした展覧会、現代の作家から写真家と画家の展覧会でで印象的なものをリストアップしました。

THE OUTLINE 見えていない輪郭 展(21_21 DESIGN SIGHT)
http://www.2121designsight.jp/program/outline/
プロダクトデザインを空気感とともに感じさせるコンセプトが展覧会としてとても新鮮でした。何よりも写真が良かった。

建築はどこにあるの?7つのインスタレーション展(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/Honkan/where_is_architecture/work_in_progress/
著名建築家7人によるインスタレーションはとても贅沢な空間だ。欲を言えば、それぞれの境界という空間をどうするかという問題にも取り組んでもらいたかった。

“これも自分と認めざるをえない”展(21_21 DESIGN SIGHT)
http://www.2121designsight.jp/program/id/
それぞれの作品が体験型であることが一番の売りであるのだが、そのことが逆にストレスにもなってしまうやや「矛盾」のある展覧会。作品としての発想や仕掛けは実に素晴しくとにかく面白い体験でした。

REALITY LAB 再生・再創造 展(21_21 DESIGN SIGHT)
http://www.2121designsight.jp/program/reallab/
細かい説明を全く知らなくても十分にコンセプトが感じられる作品の強さがあった。

ジャンルー・シーフ写真展(東京都写真美術館)
http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-22.html
モノクロームプリントの美しさを十分に感じさせてくれた展覧会でした。

猪熊弦一郎展いのくまさん(東京オペラシティアートギャラリー)
http://www.operacity.jp/ag/exh117/
絵本をそのまま展覧会にしたというコンセプトが面白い。空間構成もシンプルながら説得力あり。

以上の中から2010年のベスト10を勝手に選びたいと思います。

2010年12月29日水曜日

2010展覧会を振り返る3

絵本の魅力は物語以上にその絵の奇麗さやユニークさからくる世界観にありますが、出版物というメディアでは、コスト面のこともあってその魅力が十分に出きっていないのが残念でなりません。

絵本の原画展はそういった理由もあってか多くの鑑賞者で賑わう展覧会となります。
子どものために考案された「絵本」や「玩具」について純粋に楽しむ展覧会や考えさせられる展覧会などがありました。

ドゥシャン・カーライの超絶絵本とブラチスラヴァの作家たち(板橋区立美術館)
http://www.art-index.net/art_exhibitions/2009/11/post_657.html(関連HP)
東欧を代表する現代アーティストのドゥシャン・カーライをはじめとする作家達の原画展。日本にはない色彩と表現力に引き込まれました。

ゴーゴーミッフィー展(松屋銀座)
http://www.asahi.com/event/miffy/
今年83歳を迎え今なお現役のディック・ブルーナ氏の代表作のひとつであるミッフィーが生まれ55年。世界中で出版されるミッフィーの世界を存分に表現した大人のための展覧会でした。

2010イタリア・ボローニャ国際絵本原画展(板橋区立美術館)
http://www.itabashiartmuseum.jp/art/bologna/index.html
世界で唯一の児童書専門のブックフェアでのイベントのひとつとして毎年開催される「ボローニャ国際絵本原画展」。
その入選作品による展覧会が毎年開催されます。今年も大賑わいでした。

ブルーノ・ムナーリ展(横須賀美術館)
http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/812.html
イタリアを代表するアーティストであり、世界中のデザイナーに影響を与えたブルーノ・ムナーリ。
日本での出版も多くアート本としての人気もありますが、その多くの作品や貴重な資料をもとに構成された展覧会は、真っ白な展示空間そのものが気持ちよい空間となっていました。

遊びのなかの色と形展ークルト・ネフ & アントニオ・ヴィターリ(目黒区美術館)
http://mmat.jp/exhibition/archives/ex100724
スイスのネフ社の玩具300点と、「ヴィターリ生誕100年(チューリッヒデザイン美術館)」の巡回や初期の造形から1996年頃までの彫刻や玩具など約200点を展示する他、たくさんの積み木を実際に触って遊べるプレイコーナーを設置した贅沢な展覧会でした。

2010年12月28日火曜日

2010展覧会を振り返る2

2010年は近代デザイン史の中でも人気のあるアール・デコから比較的同時代のダダイズムロシア構成主義を代表する作家の展覧会が、相次いで開催された年でもありました。

特にアール・デコや構成主義のポスター作品は、グラフィックデザインを学習する学生にも大きな刺激になったようです。
それは、同時にデザイン=キャッチコピーの面白さや写真、イラストのインパクトだという認識が強く、色彩や図像の配置による構成への認識不足ということもあるのかも知れません。

印象に残った展覧会として3つあげてみました。

レンピッカ展(Bunkamura ザ・ミュージアム)
http://www.ntv.co.jp/lempicka/index.html
その独特な絵画のフォルムが強い印象を与えるレンピッカの作品がこれほど一同に集まる機会はそうないでしょう。Bunkamuraザ・ミュージアムらしい展示空間の演出も華やかなアール・デコにあったデザインとなっていました。

ロシア構成主義のまなざし(東京都庭園美術館)
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/rodchenko/
ロトチェンコとステパーノワに焦点をあてた展覧会ですが、この時代性をよく反映した作品構成となっていました。
それほど大きな作品がないため、アール・デコの様式を多く残す「庭園美術館」での開催もちょうど良く感じられ上品な展覧会でした。

マン・レイ展(国立新美術館)
http://www.nact.jp/exhibition_special/2010/manray/index.html
「写真家マン・レイ」ではない展覧会のコンセプトが良いですね。
展覧会のコンセプトひとつでその作家の見え方がこうも変わるのかという面白い試みでした。

2010年12月27日月曜日

2010展覧会を振り返る1

さて、2010年に開催された展覧会ですが、振り返ってみると実に様々ないい展覧会があり、多くの刺激をもらいました。

デザインを学習している学生にも直接刺激になるような展覧会は、開催されると紹介するためにもなるべく見に行くようにしていますが、グラフィック系で印象に残っている展覧会にはこのようなものがありました。

早川良雄-“顔”と“形状”(東京国立近代美術館)
http://www.momat.go.jp/Honkan/Hayakawa_Yoshio/index.html
「東の亀倉、西の早川」と言われ、東京オリンピックのポスターを手がけた亀倉雄策と並び称される存在だった早川良雄氏。
2009年3月に急逝した早川氏の“顔”のイラストレーションをメインに、多くのポスターや雑誌、書籍の表紙の印刷物も展示された中々渋い展覧会。
近代美術館の「ギャラリー4」で開催のため、あまり人混みを気にせずに鑑賞できたのも良かった。

田中一光ポスター 1953-1979(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/exhibition/g283/index.html
無印良品の創設メンバーで日本を代表する世界的デザイナーのポスターだけの展覧会。印刷物が芸術作品になれることを見せつける素晴しい展覧会でした。

福田繁雄のヴィジュアル・ジャンピング(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/exhibition/g284/index.html
やはり2009年1月に急逝した福田繁雄氏のポスター展。自宅アトリエからDNPに寄贈されたというポスターをはじめ、厳選された作品はどれも見応え十分な重みがありました。

NB@gggネヴィル・ブロディ2010(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)
http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/exhibition/g287/index.html
イギリスを代表するデザイナーであるネヴィル・ブロディ氏の10年ぶりの展覧会。インパクトがありカッコ良く美しい。実験的な作品も多い中、ヴィジュアルに特化した作品を厳選した質の高い展覧会でした。

この中からベスト10入りするかどうか、他の展覧会も思い出しながらじっくり検討していきます。

2010年12月26日日曜日

2010を振り返り

年末になると今年を振り返るニュースが多く聞かれます。

先日の新聞に、2010年の美術を振り返る記事がありました。

一般的に「難解」とされていた「現代美術」が地域の活性化に一躍買っていることと、「印象派」および「ポスト印象派」の展覧会が多く開催されたことが記事の内容でした。

確かに今年は「瀬戸内」、「愛知」での現代美術の美術祭が大盛況でしたし、日本人に人気の「印象派」、「ポスト印象派」の作品が、オルセー美術館など所蔵美術館の改修によってこれほど多くが来日したのは珍しいことでした。

何よりも「美術」が世間一般に広く受け入れられる現状を嬉しく思います。

ということで、一般的な人気は新聞や各誌に任せておいて、自分の目で見に行った展覧会を振り返りながら「2010年この展覧会がスゴイ!」を、これから年末までの間にじっくり選んでみようと思っています。

近く発表します。

2010年12月25日土曜日

伝統の重さ?

大きくて重い包みが届きました。
箱を開けると白い砂糖にくるまれた重くて大きな菓子パン。
長さ34cm、幅14cm、厚さ6cm、重さ1.6kg

















ドイツのドレスデンで生まれた伝統あるお菓子で「シュトーレ」というのだそうです。
http://www.baeckerei-matzker.de/Startseite.html

もともとはキリスト教の降臨節(クリスマスの4種間前)にシュトーレンと4本のロウソクを用意し、日曜日毎にロウソクを1本ずつ灯しながら、シュトーレンを少しずつ食べながらクリスマスの訪れを待つという習慣のようですが、今ではクリスマスにカットして年末年始にかけて食べるものに変わって来ているようです。

このシュトーレン。
ドレスデンの「ドレスナー・シュトーレン」は原産地表示が厳格で、ドイツの販売許可を得たものしか「ドレスナー・シュトーレン」を名乗れない様です。
伝統的な品質を守るため厳格審査が行われているそうです。

お味の方は、全体に粉砂糖がまぶしてあるので相当甘いことを覚悟していましたが、思ったほど甘くなく、パンもずっしり重く食べごたえのある美味しい生地でした。

2010年12月24日金曜日

色いろいろ

今年のクリスマスは例年に比べ、あまり世間が湧いていないような気がしますがどうでしょうか。

ニューイヤーを迎える前のイベントとしてのクリスマスは結構好きなので、それなりに盛り上がって欲しいですね。

さて、クリスマスカラーと言えば「、そして」。

これらの色にはそれぞれに由来があるようです。

はサンタクロースやヒイラギの実などの色。なによりも司教の服の赤は、信者のために流す血の色でもあるそうです。

はもみの木をはじめとする常緑樹の色。
力強い生命力が永遠の命や春の訪れを象徴しているそうです。

そして
雪の色でもある白は、潔白を表し、春を待つ北欧の大地の色。
すべてがそこからはじまることの象徴でもあるそうです。

せっかくのクリスマスですから、3色を取り入れた料理に挑戦しました。

舌平目(白)のポワレを2色のソースで。
インゲン(緑)とトマト(赤)のソースはどちらもクリームではなく豆乳でさっぱりと仕上げました。
本当はブロッコリーの方がいいのでしょうが、たまたま冷蔵庫にインゲンがいたので。

若干ソースの量が多かったのですが、そこは家庭料理のご愛嬌ということで。
しっかりパンと共に頂きました。


2010年12月23日木曜日

分散の必要性

レッドリストの絶滅危惧Ⅱ類に指定されるナベヅル

中国とロシアの境界を流れるアムール川流域などの地域で繁殖し、日本や朝鮮、中国揚子江流域などで越冬しますが、鹿児島県の出水平野には約1万羽が飛来し越冬しています。

これは全世界の生息数の8割〜9割といわれており、ナベヅルをはじめ、ツルの飛来地としては国内最大規模のようです。

この出水平野のナベヅルから高病原性鳥インフルエンザが見つかりましたが、これが広まってしまうと大変なことになります。

そもそも全世界の生息数のほとんどが出水平野1か所に集中して飛来するのは異常だと思いませんか?

これは他に越冬できる環境がないからで、この環境で万一ウィルスが蔓延するようなことになれば、ナベヅルにとっては種の存続への危機が高まり、そのまま絶滅してしまう危惧さえあります。

この集中飛来地での感染症による危険性を回避する必要性は、以前から指摘されてきたことです。
参考:日本野鳥の会「ナベヅル・マナヅル分散プロジェクト
http://www.wbsj.org/nature/kisyou/crane/project/index.html

今回の鳥インフルエンザについて、現時点では日本野鳥の会も特に見解を発表していませんが、今後のニュースにも注意です。

参考:日本野鳥の会「野鳥と高病原性鳥インフルエンザ
http://www.wbsj.org/nature/infection/influenza/index.html

2010年12月22日水曜日

ああ驚いた

新聞を読んでいてギョっとしました。

といっても「記事」ではなく「新聞」そのものに対してです。

新聞は紙を2ツ折りにしたものを重ねてページを増やしているので、1枚の紙で4ページ。

通常は4ページの倍数でもって1部ができあがります。

週刊誌などに見られるホチキス止めの「中綴じ」といわれるものも同じです。

ところが、新聞の場合は「中綴じ」ではなく、重ねているだけなので、真ん中にフリーの折っていない1枚を差し込むことが可能。


これによって、4ページの倍数+2ページで1部という構成ができ記事の量に合わせて調整しやすくなっています。
通常のページは折り目から左右にページ(紙)がつながっているので、手で持っていればバラバラになることはあまりありません。
差し込みの1枚も真ん中のページなので特に不都合はありません。

ところが。

通常、1面を読んだあとは後ろから読んで行くのですが、真ん中に見開きで全30段の広告があって、その次のページをめくったとたん、中面がノド(中央)から左右に分かれてしまったのです。

一瞬、落丁かと思いました。

よく見ると、折りのない1枚の差し込みが、中央より1枚手前に差し込まれているのです。

つまり見開き広告のため。

どうってことないことかも知れませんが、差し込みが中央にないと意外と持ちづらいのだと気付きました。

みんなあまり気にしないのかな。
でも驚いた。

2010年12月21日火曜日

セットでお得

スケトウダラ(スケソウダラ)が旬です。

マダラより細長く身が柔らかいので、筒切りで並ぶことが多いですね。
白子がついたものを選びました。

タラは良質のたんぱく質カルシウムを多く含みます。
なかなか吸収されにくいカルシウムですが、白子に多く含まれるビタミンDが栄養吸収を助けるので、一緒に摂取すると効果的とか。

栄養価の高い白子は、集中力や記憶力をの向上、疲労回復にも効果があるそうですが、他の魚卵全般に共通してコレステロールが多いので、食べ過ぎ注意の食材です。

身は煮付けに、白子は酢の物にして頂きました。

2010年12月20日月曜日

借り物のお献立

年末はいろんな方々と食事会をする機会が多くなりますが、外食からヒントをもらって家での献立になることもあり、これはこれで役に立っているのだと、自分に言い聞かせています。

家の献立は料理本やネットによるレシピ検索で決めることもありますが、シビアに調味料を測るのが意外と苦手なので、出来た料理が「合っているのか」が今ひとつピンとこないこともありますが、食べたことのある料理であれば「味のイメージ」があるので、自分で作ってみて「けっこう成功」とか、味が違っても「別物として美味しい」とか判断できてスッキリします。

良く行くご近所の名店の「トマトのピクルス」。
丸ごとのトマトがキリッと酢で〆られとても美味しいものです。
たまたま小さめで美味しそうなトマトが安く手に入ったので、イメージから再現に挑戦。
かなり「合格」な感じでした。

2010年12月19日日曜日

大当たり

年末は駆け込みで展覧会を巡ってます。
21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「REALITY LAB 再生・再創造」展に行って来ました。(〜12/26まで)
http://www.2121designsight.jp/program/reallab/index.html

展覧会のタイトルが解りづらいのと、フライヤーの画像がわりと地味なのであまり期待していなかったのですが、これは素晴しく面白い展覧会でした。

メインの展示であるISSEY MIYAKEの「132 5.」は、1998年にパリの「カルティエ現代美術財団」で開催された「ISSEY MIYAKE MAKING THINGS」展(2000年には東京都現代美術館で開催)でのA-POCプロジェクトに匹敵する発想で、今回の規模での展覧会で終わって欲しくない内容です。

あれだけのクオリティとあれだけの可能性を持ったものだけに、他の作家の作品展示と合わせた企画展となっていることには不満も感じますが(すでに発表されて見慣れた作品もあったので)、見応えのある作品があることで、展覧会全体のクオリティが引き上げられているようにも感じました。

会期終了間近ですが、是非滑り込みで鑑賞して欲しいです。

2010年12月18日土曜日

立体的な思考

ワタリウム美術館で開催していた「藤本壮介展ー山のような建築 森のような建築」が11/28までで「行きそびれた〜」と思っていたのですが、1/16まで会期延長となったことを知り行ってきました。
http://www.watarium.co.jp/exhibition/index.html

会場の3フロアでの展示構成に変化を持たせていますが、3階のコンセプトドローイングや模型の展示がとても興味深いものになっています。

結果的にひとつの空間を作り上げるための思考の拠り所や変化が、所狭しと並べられた小さな断片に現れています。

これまで建築系の展覧会は主にインテリア系の学生におススメのつもりで紹介してきましたが、この展覧会は「グラフィック系」の学生にこそ見ておいて欲しい展覧会です。

ワタリウム美術館は19時までやってます。しかも水曜は21時まで延長して開館していますので、学生の皆さんは学校帰りでも十分間に合いますのでぜひ行って下さい。

2010年12月17日金曜日

がんばり過ぎない

先日、知人の個展&出版お祝いの手みやげに持参した「Camomille DELI」のアイシングクッキー。ついでに自分用にも購入。

アイシングクッキーというと砂糖掛けが全面にびっしりで「甘さ」に負けるイメージですが、Camomille DELIのアイシングクッキーは素朴な線描きが多いので、見た目にも上品でかわいいクッキーです。

この見た目に上品というのは重要なポイントで、モチーフに似せたい一心でやり過ぎるものが世の中多すぎますよね。

「無駄を削ぎ落とす」というと言い過ぎかも知れませんが、「遊び心のツボ」みたいな、力を抜いた「やり過ぎないかっこ良さ」が必要だと思います。

さて「アイシング」という言葉。
雪が降り積もる様に似ているから付いた言葉で、砂糖と卵白で練り上げたものの他、ホイップクリームのデコレーションなど焼き菓子に掛けるペースト全般を指すのだそうです。

「Camomille DELI」は外苑前のキラー通りでひっそりと営業しています。

2010年12月16日木曜日

夢に向って!!

多くの女性誌で人気のイラストレーター進藤やす子さんが先日出版した本の原画展を開いていたので、日本橋へ行ってきました。

進藤さんは20年ほど前に美大受検予備校で教えていた時の生徒で、10年以上前に会ったきり、その後の同行は全く知らなかったのですが、最近になってTwitterで近況を知ることができたので、今回の再会となりました。
改めてTwitterの威力に感心。

大学卒業後にパッケージデザイナーとして勤めた会社(ライオン株式会社)を数年前に辞め、フリーのイラストレーターとして活躍中の彼女ですが、ここまでの努力は想像以上だと思います。

イラストを描きたいという強い気持があってこそでしょうね。

原画展は18日までですが、今回発売された本「進藤やす子の欲ばりワードローブ」は増刷になるほどの人気だそうです。
個展会場も盛況で、本や関連グッズが人気で、その場にいて自分の事のようにとても嬉しい気持ちになりました。本当におめでとうございます。

イラストレーター進藤やす子さんのブログはコチラ↓
http://yasuko86.cocolog-nifty.com/

書店ではけっこう売り切れ続出のようですが、ちゃっかりその場で購入した本にサインいただきました。








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進藤やす子

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2010年12月15日水曜日

淡くても

ビタミンを多く含む野菜は緑黄色野菜というイメージですが、カリフラワー淡色野菜なのに、ビタミンCが豊富に含まれています。

そして何よりも加熱によるビタミンの損失が少ないのがカリフラワーの特徴なので、茹でても効果的にビタミンCの摂取ができるそうです。

乾燥して風邪を引きやすいこの時期、冬に旬を迎えるカリフラワーでビタミン補給です。

同じ仲間のブロッコリーに比べ、価格が高いイメージのあるカリフラワーですが、無性に食べたくなることがあります。

今年は野菜全般の値が高く、なかなか踏み切れませんでしたが、先日珍しく特価で店頭に並びました。

しかも一般的な「白い」カリフラワーではなく若干「オレンジ色」のカリフラワーです。

この品種は「オレンジブーケ」といって、白いものに比べててもビタミンCの含有率が多いのが特徴のようです。
個体差もあるようですが、もっとオレンジの強いものもあるようです。

他にも紫色など、意外と品種によって「カラフル」なカリフラワーなのでした。

ブロッコリーと一緒に豆乳と味噌のスープ仕立てにしました。

2010年12月14日火曜日

骨に惹かれる

先日のミネラルショーでは、「骨格標本」の販売もありました。

博物館などで出会う小動物の頭骨などはとてもキレイなので、以前から欲しいと思っているのですがなかなか手が出せません。

さて、最近話題の「透明標本」を知っていますか?
今回のミネラルショーにも2カ所が販売していました。
話には聞いていましたが「現物」は初めて見ました。
(どうやら東急ハンズにも卸しているらしいですが)

筋肉組織を薬品で透明にし、骨格に着色した標本で、とっても美しいものです。

これは「欲しい」。

いいと思う物はなかなか高価ですし、保存瓶が今ひとつ安っぽく購入はしませんでしたが、いつか手に入れたい一品です。
そのうち制作キットなんかも出たりして。

小学館から「透明標本」の写真集が出ています。
今回はコチラを購入。

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2010年12月13日月曜日

アール・デコの時間

朝香宮のグランドツアーー東京都庭園美術館建物公開ー
に行って来ました。<東京都庭園美術館:-1/16(日)まで>

一昨日から始まったばかりで平日のしかも雨で寒かったので、とても空いていました。

建物の写真撮影が目的だったので人が少ないのは助かります。
(そのかわり外光は期待できませんが。)

美術館としては何度も足を運んでいるのですが、年に数回ある建物公開には初めていきました。

企画展では公開していない部屋なども見る事が出来、とても充実です。
本当は材質感などの確認で触ってみたいのですが、さすがにこれは禁止です。

通常の企画展では、建具や調度品を見るために屈んだりすると展示してある作品の鑑賞者の邪魔になるので出来ませんが、今回は「建物」が観たくて来ている人達ばかりなので、膝を付いたり屈んだりしても変な目で観られませんから存分に観察できました。

特に建築金物は近づいて屈まないと観られないものが多いので、細部まで観察できました。

今回は「朝香宮のグランドツアー展」が2階で開催されているため、2階の部屋は撮影禁止となっていました。
春にまた公開されるはずなので、その時も是非行きたいですね。

撮影は三脚やストロボは禁止なので、すべて手持ちです。
これから行く人は室内が予想以上に暗いので、感度を上げないとブレますのでご注意を。

2010年12月12日日曜日

緑色バージョンも欲しい

青山の「ISSEI MIYAKE」のブティックのディスプレイは、シンプルで明解なため目を惹きますが、中でも「PLEATS PLEASE」は広いガラス面に液晶モニターを配置し、省スペースながら動きのあるディスプレイでまとめることが多い様に感じます。

現在は先日発売されたevianのイヤーボトルがディスプレイに使われています。

ボトルが大量に並べてあって、Webで公開しているムービーが流れているだけの単純なディスプレイですが、PLEATS PLEASEのイメージに合ったたくさんのボトルが並ぶ可愛さが、目を惹くものに仕上がっていました。

このイヤーボトル。
販売はピンクの花のみですがこのディスプレイを見ると、のバージョンもぜひ商品化して欲しかったと思ってしまいます。

2010年12月11日土曜日

青の顔料

池袋で開催のミネラルショーに行きました。

新宿のミネラルフェアに毎年行っていたのは、もう10年以上前なので、こういう雰囲気は久し振りです。

当時のフェアは、化石と鉱物が半々くらいで、中でもジュエリーとしての鉱石は、少なかった印象ですが、今日のミネラルショーでは、鉱物と鉱石が多く、化石が少ない感じでした。

客層もオヤジより小学生や女子が目立ち大盛況でした。

今は何事も女子力ですね。

周囲の熱狂に惑わされないよう気を引き締めて、今回は、ラピスラズリの原石を購入。

ラピスラズリは精製すると天然のウルトラマリンの顔料になります。

原石は最高の5Aランクからありますが、会場内で最安値の、g=10円の箱から、比較的青がキレイに出そうなものを選びました。

冬休みにでも磨いてみようと思ってます。

2010年12月10日金曜日

冬休みの宿題?

12月も1/3が過ぎ、慌ただしくなって来ました。
学校の授業も年内は残す所1・2回となり、学生の皆さんは冬休みの過ごし方を気にしているのではないでしょうか。

卒業年次生は年が明ければ「卒業制作」の提出もあり、「それどころ」ではない時期でしょうが、目先の忙しさだけでなく周囲にも目を向けて下さい。

2010年もいろんな展覧会が開催されました。
近いうちに「2010年この展覧会がスゴイ」をまとめたいと思いますが、まだまだ年内に観に行くべき展覧会も多いので紹介します。

朝香宮のグランドツアーー東京都庭園美術館建物公開ー
<東京都庭園美術館:12/11(土)-1/16(日)>
恒例の建物公開展、通常の企画展と違い、館内の撮影が可能です。この機会にぜひ。
混み合いますので、早目の日程で平日の午前中が狙い目でしょうね。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/asakatour/index.html
12/27(月)までは庭園の紅葉ライトアップが行われているようです。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html#


世界のブックデザイン2009-10
<印刷博物館P&Pギャラリー:開催中-1/23(日)>
なんといっても毎年3月にライプツィヒで開催される「世界で最も美しい本」コンクールの入選図書が日本で見られること。その他にも日本、ドイツ、スイス、オランダ、フランス、中国、オーストラリア等の国々のブックデザインコンクールの受賞図書が手に取って見られる貴重な機会です。
造本に興味のある人は必見。
http://www.printing-museum.org/exhibition/pp/101023/index.html

2010年12月9日木曜日

寒さには蓮根

好きな野菜の上位に確実に入れたいのが「蓮根」。
シャキッとした歯ごたえを残した調理も、柔らかくねっとりさせた料理もどちらもとても旨いです。

ここ数日は夕方以降の冷え込みが厳しくなったので、蓮根が無性に食べたくなりました。

でんぷん質が主体の蓮根は、ビタミンCも豊富で、しかもでんぷん質のおかげで加熱しても分解されにくいという優れもの。
風邪予防にも効果が期待できます。

粘りのもとのムチンは荒れた胃を整える効果があり、これから年末に向けて何かと飲む機会が多いので助かります。

他にも消炎止血作用に効果のあるタンニン、高血圧予防や発がん物質排泄などの効果も期待できる豊富な食物繊維など、栄養効果がとても高い野菜です。

甜麺醤をベースに、豆板醤、ニンニク、ショウガ、醤油、胡麻油を合わせた調味料に豚肉を漬け込み、蓮根と一緒に蒸して頂きました。
少し濃いかなというくらいが美味しいです。

2010年12月8日水曜日

モノへの愛着

kitaCafeには何かと古い物が多く、購入した時から食器は欠けたり、ヒビが入っていたりしますし、デスクの継ぎ板の天板も縮んですき間ができたりしています。

長い年月を経ていることの証ですので、そのままの風合いも味としていい表情なのですが、先日、思い切ってデスクのすき間をなくすことに挑戦しました。

最大で5.5mm最小で3mmのすき間。

6mm厚の角材を購入し、細かくすき間の寸法を測りながら鉋で削っていきました。

けっこういい感じになったところで、アクリルガッシュでベースの色を着色してからニスで仕上げ、すき間に埋め込みます。

もともとがアンティークなものなので、天板自体にも塗装の剥げやムラがあり、修復の痕も味として目立たず満足しています。

手を加えることでオリジナル性が失われる反面、使えなかったり使いづらかったりするものに手を加えることで蘇ることもあるということを、最近はほとんどしなかったように思います。

モノが安く手に入る今、買い替えずに手を加えることの方が高くつくことも多くありますが、愛着のあるものに手を掛けるという感覚も大切にしたいと思いました。

2010年12月7日火曜日

免疫力を上げなきゃ

最近街中でゲホゲホと咳をしている人を良く見かけます。
乾燥して風邪を引いている人が多いですから、体力免疫力には気をつけないといけないですね。

夏野菜のズッキーニはカボチャの一種で、年中食べられるメジャーな野菜になりました。
水分が多く調理しやすいため、「あと一品に」便利な野菜です。

βカロテンの含有が多いため、油を使って吸収率をアップさせると効果的。

体の免疫力を強化するので、風邪の予防や粘膜の保護に効果があるそうです。

また、ビタミンBが血液の循環をよくするので、むくみ解消や血行促進にも効果があり、寒さや運動不足で固まりがちな身体を内側から助けてくれます。

他にもカリウムマグネシウムマンガンビタミンK等の微量栄養素がバランスよく含まれた貴重な野菜です。

スライスして小麦粉をまぶされたズッキーニ。
下ごしらえはこれだけ。
ステンレスのバットに並んだ緑が美味しさを期待させます。
オリーブオイルで焼き上げたら塩と胡椒だけで味付。
このシンプルさが旨さの秘訣。

2010年12月6日月曜日

樹形とイルミネーション

国立(くにたち)の大学通りの銀杏並木イルミネーションが昨晩から点灯しました。
まだ葉の残る樹もありますが、1本1本の枝に沿わせるのではなく、樹形に合わせた三角錐に電飾するため、問題ないようです。

このイルミネーション、現在では大学通りの8本の銀杏の樹に約71,000個の電球を仕掛けてあるそうですが、樹高15mくらい(?)の作業ですので、当然ながら梯子というわけにはいかず、何日もかけてクレーンのような高所作業車で電飾の取り付け作業を行っていました。

桜並木で有名な大学通りですが、秋の銀杏に加え、12月のイルミネーションでもだいぶ有名になって来ました。
この並木道は「新東京百景」、「環境色彩10選」、「新・東京街路樹10景」、「新・日本街路樹100景」などにも選ばれている名所のようです。

並木を利用しているイルミネーションは各地にいろいろあって楽しいですが、銀杏並木のイルミネーションってあまり聞いたことがありません。

旨い具合に円錐形になっていて、クリスマスツリーのようですよね。

適度な距離を持たせながら電飾しているので、8本でもなかなか見応えがあります。

これから毎日(1/4まで)帰宅時に楽しめるのですから、ちょっと贅沢な1ヶ月です。

2010年12月5日日曜日

ミネラルその2

今回もミネラルのお話。

鉱物の美しさは、手を加えない自然の形態の強さにあると思っています。
ですから同じ鉱石でも宝石の美しさとは別物。

人工的な加工をしないで鑑賞する鉱物では石英(水晶)が有名ですが、石英の美しさとはまた違ったものすごい鉱物が「パイライト」。
和名では「黄鉄鉱」と呼ばれ、黄色味を帯びたメタリックな質感も魅力のひとつです。

20数年前の美大受験予備校に通っていた頃のトレーニングでおこなった「立体構成」そのままのような美しい形態が、自然の力だけで生まれています。
人のデザイン力ってなんなのでしょうね。考えさせられる問題です。

この形態は人為的に組み合わせたものではなく、まったく自然の結晶として生まれた形態です。
そのバランス感覚に脱帽です。

2010年12月4日土曜日

ミネラル

卒業生のSさんから「ミネラルショー出展」のお知らせメールをいただきました。
12月開催ということをすっかり忘れていましたので、お知らせに感謝。

10月の段階では日程が確定していませんでしたが、12/10-13池袋サンシャインシティー文化会館で開催です。
http://www.tokyomineralshow.com/index.html

Sさんからのメールで、まだ鉱物化石が箱の中だったことを思い出し、梱包を解いて棚へ並べてみました。並べ方がまだしっくりきませんが、気長に調整していこうと思います。

久しぶりに眺める化石。
やはり中央の
植物の葉の印象化石が構図も抜群で美しいです。
中央左下のアリの化石も小さいながら気に入っます。

2010年12月3日金曜日

強風の恵比寿

東京都写真美術館で開催中の「二十世紀肖像ー全ての写真は、ポートレイトである。」に滑り込みで行って来ました。
(会期~12/5まで)

写真美術館所蔵の作品から「肖像」をテーマにした写真展ですが、なかなか見応えがありました。

時代の肖像、ドキュメンタリーの中の人間像、家族へのまなざし、想像の身体」の4章に構成され一言で「肖像写真」といってもその解釈の広さと表現の多様性が見られます。

写真の醍醐味は「スナップ的なドキュメンタリー」であると思いつつ、「スタジオポートレイト」の強さにも圧倒され、写真の魅力を改めて感じる展覧会でした。

さて、せっかく恵比寿ガーデンプレイスまで行ったので、話題となっていた「バカラのシャンデリア」も見て帰ろうと広場へ。
http://gardenplace.jp/sp/baccarat.html
強風の中、結構人出が多いのとデジタル一眼を抱えたカメラ女子の多さにびっくりしながら、バカラのシャンデリアの前へ。
高さ約5m、幅約3m、クリスタルパーツ総数8472ピース、ライト総数250灯、重量1.8t。
それだけのものを期間限定の仮設ケースに設置するので仕方ないのでしょうが、この構造とデザインはもう少し何とかならないのでしょうかね。「工事中」みたいです。

(左)正面ではなく裏に回ると、シャンデリア越しに階段のイルミネーションとツリーが見えます。
(右)頑張ってはいますが、無骨な感じのケース。

2010年12月2日木曜日

疲労回復に期待!

世の中には「お酢」の苦手な男子が結構多いそうです。
健康にとっても良いのにね。

少し調べただけでも、消化酵素の働きを活発にする、血液の流れを良くして血圧を下げる、酸性体質からアルカリ性体質の身体に改善疲労回復作用がある、カルシウムの吸収を良くする等々、身体にいいことだらけです。

中でも「黒酢」は人の体内で合成できない必須アミノ酸を多く含み、健康効果が大きいとされています。
「飲む」とまではいかなくても積極的に摂りたいですね。

豚ではなく鶏を使った「黒酢鶏」。 鶏は下味をしっかりつけ、片栗粉をまぶして揚げずに少し多めの油で焼きます。 カリッと香ばしく焼き上げた鶏に黒酢がよく馴染んでご飯がすすみます。

2010年12月1日水曜日

楽しみではあるが

1992年から販売されている「evian」の「イヤーボトル」。
2008年から「デザイナーズボトル」としてクリスマスシーズンになると著名デザイナーが制作し話題になっています。

2011年のボトルは「ISSEY MIYAKE」。

11/22から店頭販売されています。

2010年はPaul Smith。2009年はJean Paul Gaultierでした。
http://www.evian.co.jp/evian/products/

evianの公式サイトでは、期間限定でブログデザインや壁紙、携帯待ち受けFRASH、携帯デコメ絵文字など様々なアイテムで売り出し中です。
http://www.evian.co.jp/evian/designer/

肝心のボトルデザインですが、今年は「絵柄」はカワイイものの、evianのパッケージとしての魅力はちょっと物足りなさを感じてしまいました。

公式サイトにある「コンセプトムービー」はちょっとカワイイので必見です。