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2016年7月21日木曜日

高温もどき。

赤シソの季節も終わりかと思っていたところ、久し振りに見つけたので、今シーズン2度目の赤シソジュースを作りました。
前回より少し砂糖を減らしてハチミツで甘さを追加。

濃いマゼンタ色の赤シソジュースの底で溶けていく金色のハチミツがとてもキレイだったので、照明を当ててiPhone撮影。

普通に撮影するともっと明るく写ってしまいますが、赤シソジュースを黒く沈んだ色にしたいので、露出がマイナスになるように明るい黄色に露出ポイントをセットして撮影。

黒、赤、黄という色彩と不定形な形態がイメージを固着させていて、なんとなく太陽フレアのようにも見えて不思議です。

2016年7月10日日曜日

肉眼で見えないが。

極小カタツムリは肉眼では殻から頭が出ているのかどうかよくわからないので、飼育シャーレの脇には常にルーペが用意してあります。
そして頭が出ているのを確認したら即撮影!

ミラーレス一眼のLUMIX DMC-GX7に45mmのマクロレンズをつけて、さらに新兵器のエクステンションチューブで最接近。

ピントもシビアですが、ブレも大きいので、けっこうな枚数を切ります。
デジタルならではですね。

まだとても殻が薄いので中からも外が見えるようです。





2016年7月2日土曜日

マクロへの欲求。

このところ極小の生き物が多く、撮影が難航しています。
iPhone顕微鏡のLeyeや、ルーペ越しのiphone撮影などでなんかごまかしていますが、もう少しちゃんと撮りたい。しかも手軽に。

手軽さではコンパクトデジカメが一番よいのですが、所有のコンパクトデジカメSONY DSC-HX60Vでは最短撮影距離が足りず、コンバージョンレンズなどの拡張も不可。
かといってマクロ用にもう一台というのは論外。

そこで手軽さでは若干劣るものの、主に海用で使っているミラーレス一眼LUMIX DMC-GX7での拡張を模索。

一番気になった拡張機材は安原製作所のスーパーマクロレンズNANOHAx5。
撮影倍率5倍でレンズ先端にLED照明が内蔵という優れもので、機能的には十分ですが価格が折り合わず断念。(コンデジもう一台買えます。)

散々なやんだ上、レンズとボディの間に入れることで最短撮影距離を短くし、結果的に画像を拡大して撮影することができるエクステンションチューブを購入することにしました。
価格も手頃。

さっそく使いたいところですが、極小カタツムリが出てこないので、しばらく撮影はお預けです。はやく使いたい。




2016年6月3日金曜日

写真の裏の表。

先日閉会した「PARIS オートクチュール 世界に一つだけの服」では、イヴ・サン=ローラン(Yves Saint-Laurent)による背面がレースに開いた黒いイブニングドレスが展示されていました。

このドレスの写真はヴォーグの表紙になったもので、撮影したのはパリとニューヨークで活躍したファッション写真家のジャンルー・シーフ(Jeanloup Sieff)。
写真集には必ずと言ってよいほど掲載されることの多い代表作のひとつ。

展示では鑑賞者側に背面が向けられていますが、ミラーが配置されて写真では見えない正面も鑑賞できました。

この写真からは想像できませんでしたが、正面は首元までボタンが並ぶデザイン。

写真で見知ったモチーフを実物で見るというのはちょっとない経験で、写真に写っていない部分を知ることによって写真のイメージがより深くなりました。

久しぶりに写真集を引っ張り出して他の写真からもドレスのデザインを想像。
いろんな鑑賞の仕方があります。

2015年11月6日金曜日

八丈島/ダイビング

水中用の新しいカメラを抱えて秋の八丈島へ。
夏から逸れていた黒潮がやっと近づいてきて、少しは水温が上がってきた様子。
そうは言っても気温はやっぱり秋。
水中よりも陸上の方が寒いという状態です。

潮が安定していなく潜れるポイントが限られましたが、ゆったりマクロで楽しめました。
今回初使いのLUMIX DMC-GX7も快調。
これまでのコンデジに比べ、タイムラグが極端に短いのでシャッターチャンスを捉えやすくなりました。

悔しいですが高価な器材はそれなりに結果を出してくれますね。

Panasonic LUMIX DMC-GX7/INON D-2000 1灯 STTLモード/絞り:f1/8 シャッタースピード:1/320
クマドリカエルアンコウの幼魚.クマノミの幼魚.イソギンチャクモエビなど

2015年10月31日土曜日

水中機種変。

長年水中で使用していたカメラを買い換えました。
なんとマイクロ一眼(ミラーレス一眼)です。

2011年にダイビングショップのレンタルでマイクロ一眼をはじめて使ってから、その写りの良さと操作性に惚れ込み、この夏のダイビングで再度悩んだところ、候補のモデルが世代交代で品薄になりそうだったので即決心し、「Panasonic LUMIX DMC-GX7」を購入。


コンデジである「RICOH CAPLIO GX100」よりはかなり大きくなりますが、一眼よりはコンパクト。
水中で使用する「LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8」も、地上でも描写力の高いマイクロ撮影ができるので期待大です。

今後は「RICOH CAPLIO GX100」は地上専用に。
デジカメのラインナップもいろいろ使い分けができそうになってきました。

2015年10月23日金曜日

紅葉を見下ろす。

今年は紅葉がとてもきれいなのだとか。
夏の暑さとか秋の朝晩の寒暖差とか様々な要因が色づきを決定づけるようですね。

自然の現象なのでなかなかタイミングが合わず、見渡す限りの紅葉というのはなかなか見た記憶がないのですが、たまたま別の目的で出かけた先で紅葉がピークでした。
この時期だけスキー用のゴンドラが運転していたので、上からの紅葉が楽しめました。

晴天でしたので若干露出をアンダーに補正して、明るくなりすぎないように撮影しました。ゴンドラの窓越しなので映り込みがないように、レンズをガラスにくっつけたり、レンズ周りを覆って反射を抑えたりすると比較的きれいに撮れますね。

2015年7月10日金曜日

映画用フィルムの写真

早稲田大学會津八一記念博物館で開催中の「写真家としてのル・コルビュジエ」展 (Le Corbusier as a Photographer) に行ってきました。(8/2まで)


建築家コルビュジェが多くの絵画を残していたことは有名ですが、写真を多く撮影していたとは知りませんでした。
しかも映画用の16mmフィルムに記録されているというのですから驚きです。

空間的思考の道具として撮影されたという350枚もの写真が一堂に並んだ空間から、コルビュジェの思考を感じ取ろうと思いましたが、純粋に写真に見入ってしまいました

会場となっている早稲田大学會津八一記念博物館(旧大学図書館:1925年)は早稲田大学出身の建築家である今井兼次のデビュー作。
現在は出入りできませんが正面の大階段を上った大扉の八角星の透かし彫りなど見応えありです。

2015年4月14日火曜日

撮影は1987年。

GALLERY A4(ギャラリー エー クワッド)で開催中の「同潤会の16の試み —近代日本の新しい住まいへの模索—」を見て、同潤会清砂通りアパートメントで課題で使用する写真のロケを行ったことを思い出しました。

通りの交差点に面した角に階段室があり、上階から見下ろした写真を使用したはず。
今回の展覧会のチラシやパンフレットのメインビジュアルでもそのようなカットが使われているので、記憶を確かめたく当時の写真を探してみることに。

プリントや広告作品は残っていませんが、フィルムのネガなら可能性があると思って、ネガアルバムを引っ張りだして確認すると、そこには同潤会清砂通りアパートメントの姿が数カットですがありました。

学生にとってフィルム代が馬鹿にならないということだったのか、当時はあまり建物には興味がなかったのか、撮影枚数の少なさには驚き。
デジタルの今なら後で整理が大変と思いつつも100カット以上撮影するところです。

ネガをライトテーブルに乗せてiPhoneで撮影後、Photoshopで階調反転。
現れた図像をきっかけに記憶が一気に1987年に飛んでいきました。


>>展覧会のレビューはこちら

2015年3月21日土曜日

PLな塩。

さっそく手に入れた偏光板で実験。

塩の結晶を見てみました。
同一の鉱物なので、鉱物プレパラートのような大きな変化はありませんが、それでも見慣れた色合いがみるみる変化していくので、とても楽しいですね。

部分的ですが虹色が現れて満足。



こうなると鉱物のプレパラートを作りたくなってしまいますが、さすがに手間がかかるので、こちらはちょっとお預けです。

2015年3月20日金曜日

かたよる。

岩石のプレパラートは偏光顕微鏡で見ると鉱物の違いによって様々に色が変わりとても美しい像が現れます。

これは電磁波である光の性質を利用したもので、偏光板と呼ばれるフィルターを2枚使うのですが、この偏光観察ができないものかと「偏光板」を探してみると、科学実験用に安価なものがちゃんと販売されていました。

こう手軽に手に入ると、もうなんでもできちゃう気がしてとても危険です。

偏光板は特定方向の偏光のみを通すので、2枚を重ねて角度を変えていくと、光の通りを調整できるもの。


一般写真でもショーウィンドウのガラスの映り込みの軽減や、水面の反射の調整、コントラストの調整などを行うPL(Polarized Light:偏光)フィルターというものがあります。

早く試してみたいですね。

2015年3月19日木曜日

バケペン。

スタジオ写真の師匠から高級自転車のAlex Moulton AM-GTを譲っていただいた時に、一緒に付いてきた名品があります。

中判一眼レフのPENTAX 67Ⅱ。

1969年に発売され、多くのプロカメラマンに愛用されてきたPENTAX 67シリーズの最後継機種です。

165mm/f2.8レンズとFISH EYE/f4.5とマニアックなラインナップ。

しかもおまけに初代のグリップも頂いたので、モデルの割にはクラシカルなデザインになっています。

化け物のように大きく重いペンタックス。
さすがにこの重さのカメラを担いでMoultonに乗るのはきついので、MINIで移動ということになりますが、さて何を撮りましょうか。

>>Alex Moulton AM-GT関連のブログ1
>>Alex Moulton AM-GT関連のブログ2
>>Alex Moulton AM-GT関連のブログ3

2015年3月17日火曜日

十字の柱状結晶。

カバーグラスに垂らして乾燥させた調味料のプレパラート。

基本的には塩の結晶が見えるのですが、見え方は様々。


もともと高性能顕微鏡ではなくiPhoneのレンズに球体レンズをセットするだけの簡易顕微鏡なので精度もなにもなく科学実験ではないので、その時々の条件などで変化があるのも面白く、きれいで面白い画像が現れたかどうかだけが問題なのでお手軽です。

黒酢の乾燥プレパラートでは無色の塩と思われる物質が十字に再結晶。
シルバーアクセサリーのようにも見えます。

2015年3月14日土曜日

金色に輝く。

先日実験したiPhone顕微鏡で塩の再結晶がきれいだったので、液体調味料の実験。
まずは醤油。

カバーグラスに1滴たらして自然乾燥。

肉眼でも粒が見える状態ですが、塩の時とは違う感じ。

大きな無色の粒は塩なのでしょうが、金色の小さい粒は何なのでしょうね。
金属質で色のコントラストがとてもキレイです。


2015年3月12日木曜日

建築家の目で見る。

TOTOギャラリー・間で開催中の「TANGE BY TANGE 1949-1959/丹下健三が見た丹下健三」を見てきました。



建築家丹下健三氏の初期の代表作に焦点をあてた展覧会ですが、ユニークな点は丹下氏自らが撮影した35mmフィルムのコンタクトシート(ベタ焼き)が展示のメインであること。

企画者側が選び出したベストショットではなく、建築家自身の感覚で記録された数々の写真が見られるので、知っている建築物が違う物にも感じられました。

コンタクトシートを作って、ルーペで拡大して確認するという作業は、デジタル写真ではなくなってしまいましたが、久しぶりにアナログフィルムの良さを思い出させてくれた展覧会。
フィルムやコンタクトシートを知らない世代の人達はどのように感じるのか、とても興味があります。

2015年3月9日月曜日

緑と青。

六本木のミッドタウン1階のFUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)の 富士フイルムフォトサロンに立ち寄ると「ライフスケープ:写真が語る自然『森と海—すぐそこの小宇宙』」が開催されていました。(3/11まで)



なんと自然写真の第一人者である写真家今森光彦氏と中村征夫氏による「森」と「海」の豪華な写真展。
たまたま会場は空いていましたが、さして広くないスペースに100点以上の写真が壁一面に展示されているので休日はとても見られなそう。いろんな意味で奇跡的です。

なんでこんな企画が?と見ていると、風景写真出版から発行される写真集「森と海 今森光彦/中村征夫」と風景写真増刊号である写真雑誌「ライフスケープ」のダブル発行イベントということで納得。

オリジナルプリントをじっくり見られたので大満足。
写真集を先に見ていたら買ってたかもしれません。

寒さに負けてカメラを持って野外に繰り出すことが少なくなっていたので、刺激された展覧会でした。

2015年3月4日水曜日

グラス遊び。

iPhone顕微鏡「Leye」用にカバーグラスを購入したので、テンプレートを作成。

グラスに塩水を1滴たらし、そのまま放置。
水分が乾燥する過程で塩がうまい具合に再結晶化しないかという実験です。

1日たって見た目はつぶつぶがいい感じに見えますが果たしてどう見えるか。


どうせ放置しておくだけなので、もっとたくさんサンプルを作っておけば良かったと思いました。

それはともかく。
思いつきにしてはまずまずの映像が現れてちょっと良い気分です。


2015年3月3日火曜日

グラスの上の紫。

iPhone顕微鏡「Leye」のカバーグラステスト。
試料はナスの皮。
細胞壁とか色素の粒なんかが見えることを期待。

薄く剥げなかったためカバーグラス上に押し付けるようにしたためパターンは崩れていますがキレイな色素は見えています。
ところどころに気孔のような形も見えています。

試料板の上に乗せているだけですが、なかなか使い勝手が良いように思いました。
テストとしては成功ではないでしょうか。

2015年3月1日日曜日

カバー100枚。

先日iPhone顕微鏡「Leye」を久しぶりに触りました。

この顕微鏡。
写真が撮影できることでも手軽でとても魅力なのですが、光学顕微鏡のスライドグラスにあたる「試料板」にとても不満。

樹脂製で頼りなく、試料を乗せたあとは拭き取ったり洗ったりするので、細かい傷が付いてしまうのです。

以前から気になっていたので、カバーグラスを試料板の上に乗せて使ってみてはどうかと購入することに。
100枚で300円ほどなので試してダメでもダメージが少ないのも安心。

試料を探して早く使ってみたいですね。






2014年12月17日水曜日

アール・デコで学ぶ。その2

デザイン学校のグラフィックデザイン専攻の学生さんたちを引率して行った「東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)」。

近代デザインの傑作であるこの建物で行った撮影実習は、どこを見ても美術作品であるこの空間をどのように発見し、切り取り、記録するのかがポイント。

視覚的なイメージを写真というメディアに切り取る作業は、意図しなければただのメモにしかなりません。
デザインのトレーニングとして光や色の再現や演出にもこだわって撮影していきたいものです。

このような空間で問題となるのが明るさ。
特に近代建築では現代の空間とは比べ物にならないくらい暗いので、手持ち撮影ではISO感度をあげることが必須ですが、目で見ている以上に空間による明暗の差が大きいため、撮影後のレタッチ作業も重要です。

中でもフィルム撮影のプリント作業でも行っていた「焼き込み」と「覆い焼き」は、画像処理ソフトのPhotoshopにも搭載された基本ツールなので、自然な修正をしっかり身につけたいですね。

学生さん達に混じって撮影した写真の一部をまとめてみました。
以前に何度も紹介しているので違った写真にしようと、比較的部分的な要素を中心にセレクトしています。


>>以前の旧朝香宮邸を紹介したページ
アール・デコの館/その1
アール・デコの館/その2
アール・デコの時間