2012年6月20日水曜日

紙やすりと解像度


以前の記事で工業高校の授業で紙やすりの1200番にやたら反応する生徒がいることを書きましたが、先日は紙やすりの番号について生徒に教えてもらいました。

80番とか、120番とか、1000番とかの番号です。
小さい数字は目が粗く、大きい数字は目が細かいということは知っていますが、なぜその番号なの?という意味までは知らずに使っていました。

その生徒によると「粒の数だよ。1平方センチメートルの中だったかな。」と、若干不明ながら、ちょっと目からウロコ的な情報。
早速調べたろころ、粒子の大きさを選り分けるために使う「ふるい」の網の細かさが、1インチあたり何線あるかということなのだそうです。
最も240番以上の細かい粒子はふるいでは選り分けられず、違った方法で選り分けるようですが考え方は一緒。

つまりこれってデジタル解像度の72ppi(ピクセルパーインチ)とか360ppiと同じってこと?
印刷に用いる画像は360ppiが推奨されますが、400番の紙やすりってすごいザラザラなのでちょっとびっくりです。

それにしても工業高校の生徒の萌え所っておもしろい。

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