昨年のリニューアルでメインの大型水槽が入ったサンシャイン水族館ですが、その他の小型の水槽も子ども達にも見やすいように比較的低い位置に設置されているなど、目立たないですが実は大きく変化していました。
構造的な変化だけでなく、魚や動物たちの生態が観察しやすい工夫がされているのもポイント。
ところが生態に重点を置いたことで観察の仕方に注意が必要になりました。
例えばイカの水槽では餌となる小魚や小エビなどが同居していて、中でも一番小型のミミイカはすぐに砂に潜ってしまうため、よく見ないと餌として同居している小エビだけの水槽にも見えてしまったりして、実際水槽の前にいた人達から「小さいエビがいっぱいいるよ」という言葉だけで通過してしまう場面に何度も遭遇しました。
辛抱強く見ていると近くに来た小エビを捕食する様子が見られてとても楽しいです。
このミミイカは以前に海で偶然見た事があり、丸い形態からタコの種類かと思いましたがよく見ると胴体にヒレがついているのでイカだと判断できました。
水族館では砂から出ていればじっくり観察できるという利点がありますから、めげずに観察して欲しいですね。
水族館ではガラス越しで撮影するのでストロボは不可。水槽内の照明に頼るため、影が出てしまう事が多くあり、なかなか思うように撮影するのは難しいですが、これも粘るしかないです。
一方、海ではガラスがないのでストロボで自由なライティングのもと撮影ができるのがやはりポイント。近づき過ぎて逃げてしまわないよう注意が必要です。
水槽内のミミイカ。だいぶ大きい個体。
海で出会ったミミイカ。グリーンの眼も愛らしいです。
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