デザイン学校の授業でグラフィックデザインを学習する上で必須である
印刷について学ぶため、凸版印刷の
印刷博物館へ行ってきました。
印刷がコミュニケーションの手段として生まれ発展してきたことが分かりやすく展示されているので、毎年恒例の課外授業です。
「印刷」の博物館というと、技術的な側面と制作された印刷物だけの展示となりがちですが、ここの印刷博物館は、その時代の「社会」の中で印刷がなぜ発展したのかということにもしっかり触れているため、単なる歴史遺産ではない学習ができます。
ちょうど他の観覧者がすいたタイミングで入場していたので、館内の活版印刷工房である「
印刷の家」で活版印刷の解説と印刷体験も少しだけできました。
圧力をかけて印刷する活版印刷は印刷面の紙に
凹凸ができるため手触りも良く、最近になって小さな工房があちこちに出来ていて人気が出始めていますが、デザインがデジタル化されていく中でこうした手作り感のある印刷の魅力に触れることも大切ですね。
博物館内にある活版印刷工房「印刷の家」で解説を受けています。
触ることはできませんが、1816年頃にアメリカ人のGeorge Clymer(ジョージ・クライマー)が考案した手引き式のコロンビアン印刷機も間近で見られます。
上部の鷲はただの装飾ではなく重りという機能があるそうです。
小型のイギリス製ADANA(アダナ)印刷機を使った貴重な印刷体験もできました。
2 件のコメント:
あ!私もこれ体験しようと思ったやつです!
そのときは人数制限があって結局できませんでした。
いいですね!
先着なので、混み具合い見て並ばないとね。10名までだし、結構入れないこと多いです。
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