銀座のバーニーズニューヨーク近くのビルが更地になって、隣の
ビルの側面が露わになっていました。
もともとあったビルの高さより高い位置にエアコンの室外機を設置したというだけなのでしょうが、室外機まで伸びるパイプは自由奔放に見え実は1本1本に意味がありそうな。何かの主張を感じます。
すぐ近くのビル解体現場ではすっきりと水平垂直に並んだパイプが現れていました。段違いの屋上構造がこの形態を生んだのでしょうが、一番高い構造部の幅にぴったりあったパイプの束は偶然ではなさそう。ビルの側面の材質感とステンレスの対比も美しいです。
どちらも見せるためのものではない裏側の配管ですが、芸術的な意思を感じてしまいます。
ダダイズム的配管と構成主義的配管。
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