バードウォッチングのベストシーズンというのは冬なのですが、この時期は野鳥の繁殖の時期で鳴き声がとてもきれいなので、ついつい双眼鏡を持って鳥見に出かけたくなります。
とはいっても、樹々が葉を茂らせるこの時期はなかなか鳥を見つけるのも難しいので、学習をかねて動物園で鳥観察。開園70周年で話題の井の頭自然文化園へ行ってみました。
井の頭自然文化園は吉祥寺駅から徒歩でいくのが通常のコースですが、休日の街中の賑わいを避け、三鷹駅から玉川上水沿いを行く散歩コースで。上水沿いの静かな小径を15分ほど歩けば着くのでこのコースはなかなかおススメです。
さて。
入園して通常ならまっすぐ直進して動物舎へいくところをすぐ左に逸れて和鳥舎の方へ、上野や多摩に比べゆったりのんびりした井の頭の動物園の中でも更にのんびりした区画です。
和鳥舎に着く直前の樹々から鳥の鳴き声。それも低く近い距離。さっそく鳥の姿を探します。はじめはシジュウカラかと思いましたが、もう少し小振りで尾羽が長いエナガでした。ケージ内の鳥観察のつもりがいきなり野鳥に遭遇。しかもエナガという贅沢な登場に興奮です。その隣の木ではコゲラが2羽確認。最近本当にコゲラ率が高いです。
この距離でのエナガは初めて。丸いフォルムと長い尾羽。ほんのりピンク色の羽毛などかわいさ満点です。高い梢には2羽のエナガを発見。降りて来てほしい。
動物園に来て、鳥舎を背に双眼鏡やカメラを向けている姿はきっと珍しかったのではないかと後で思ってしまいました。
その後は冷静に鳥舎で間近に観察。
自然の状況をできるだけ再現した中に餌台を設置したガラスのケージもあり、充実の観察会となりました。
和鳥舎のエナガ。
ジョウビタキはガラスの近くまで来てくれました。
鶯色?という感じのウグイス。
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