独特の強い香りがある野菜は、栄養価だけでなく食欲増進にも効果があるので、なんとなく体調がすぐれない時などににもメニューに入れたいです。
薬味として少量使われることが多いネギとパクチーを、たっぷり摂れるサラダにしました。
長ネギは青い葉にβカロテンが多く、白い茎にはビタミンCが多く含まれ、香り成分の硫化アリルが疲労回復、消化吸収促進、血液浄化に効果があるほか、免疫力を高める効果もあります。
また東南アジアではほとんどのメニューに入っているパクチーは、解毒、抗菌、殺菌作用が高く食中毒などが気になるこれからの時期には特におススメの食材ですね。
そのままでもいいのですが、半熟のゆで卵と一緒にするとコクがあってさらに美味しくなります。
塩豚のあぶりなどシンプルな焼きものに添えるとアクセントになり、ビタミンB1の吸収力もアップして効果的です。
緑と白とオレンジが映えるように、器の青はコバルトの鮮やかなものよりも呉須の深みのある渋めの色がいいですね。
熱したごま油にニンニクの香りをうつしたら、酢、醤油、オイスターソースに合わせ、千切りの長ネギとパクチーに回しかけ、ブラックペッパーを振ります。
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