2013年9月9日月曜日

積層のワケ。

アートと街を融合させたフェスティバルが各地で開催されています。
国際的なビエンナーレやトリエンナーレなどの大掛かりな祭典だけでなく、ひとつの商業地区で行われるものも多くなり年々盛り上がっていますね。

東京の中心地として、都庁やオフィスなどの高層ビルと活気のある商業地区が隣接し多彩な表情を持つ特殊な地域である新宿で開催され、今年で3回目となる「新宿クリエイターズ・フェスタ」
学生アートコンペの空間デザイン部門にデザイン学校のインテリアデザイン専攻の学生チームが出展し、優秀賞をいただきました。

この巨大な直方体は76mm×160mmの古紙でできたパーツの積層体。
なぜこのサイズのパーツでこの量かということも、新宿という特殊な商業地区に合わせたユニークなコンセプトによるもので、制作した学生さん達による作品のコンセプトが学校のブログサイトにアップされています。
表現者の思い込みだけでなく、この環境だからこのデザインというきちんと解答があって、素晴しいデザインですね。

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