2012年5月14日月曜日

授業の試作/鋳金5


鋳金の試作もいよいよ大詰め。
仕上げの磨きです。
鋳込みの湯道がまだ残っていますが、切り離すのはいつでもできるので、ヤスリがけの際つかみ易いようにまだ残しておきます。

まずは金属ヤスリでバリ等を落とします。
形の修正も金属ヤスリで。
粗く大きな作業なので磨きというよりは削る作業。

湯道をカットして整形したら、あとはひたすら紙ヤスリを細かくして行き、最後は金属磨き用のペーストで仕上げます。

落としたはずの大きな傷が後になって発見され、行きつ戻りつの作業ですが、金属がピカピカに光るのはとても気持ちいいですね。
なんとかフィニッシュできました。
ピューターは初めて使いましたが、色も良く加工しやすい金属でした。

ロストワックスキャスティングは、ワックス原型を作ったら鋳込みは外注するのが一般的ですが、このキットは型取り脱ロウ、ピューターの鋳込みまで自分で行なえるので、鋳造の全過程が理解しやすくとても優れた教材です。
実は鋳込みでの失敗もある程度の確率で起こるのですが、その難しさを知るのも学習のうち。
さて授業ではうまくいくのでしょうか。ドキドキです。

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