2010年12月19日日曜日

大当たり

年末は駆け込みで展覧会を巡ってます。
21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「REALITY LAB 再生・再創造」展に行って来ました。(〜12/26まで)
http://www.2121designsight.jp/program/reallab/index.html

展覧会のタイトルが解りづらいのと、フライヤーの画像がわりと地味なのであまり期待していなかったのですが、これは素晴しく面白い展覧会でした。

メインの展示であるISSEY MIYAKEの「132 5.」は、1998年にパリの「カルティエ現代美術財団」で開催された「ISSEY MIYAKE MAKING THINGS」展(2000年には東京都現代美術館で開催)でのA-POCプロジェクトに匹敵する発想で、今回の規模での展覧会で終わって欲しくない内容です。

あれだけのクオリティとあれだけの可能性を持ったものだけに、他の作家の作品展示と合わせた企画展となっていることには不満も感じますが(すでに発表されて見慣れた作品もあったので)、見応えのある作品があることで、展覧会全体のクオリティが引き上げられているようにも感じました。

会期終了間近ですが、是非滑り込みで鑑賞して欲しいです。

0 件のコメント: