昨日に続きキノコの話題です。
森の中の倒木に群生している小さいキノコに遭遇しました。
あとで調べてみるとヒトヨタケ科のイヌセンボンタケ。
直径60cmほどの倒木にびっしり。何千本単位の群生だと思います。
このキノコ、それほど珍しいというわけではないようですが、1〜2日で消滅してしまうそうで、なかなか群生には遭遇できないようです。特に毒はないようですが、食用には向かないキノコのようです。
群生の様子も圧巻でしたが、水分を含んだ苔に木漏れ日が降り注ぐ様子がとてもキレイだったので、マクロで撮影。
マクロ撮影の魅力は、日常で意識しないスケールの世界が広がる点にあると思います。
フィルムカメラでのマクロ撮影はファインダーを覗く姿勢が大変で、特別なレンズを用いなければ撮影できない特殊な技術でしたが、コンパクトデジタルカメラではマクロモード技術の発展に加え、液晶画面で構図が決められるので、マクロ撮影がとても身近になりました。
アリやカエルなど小さい生物が見ている世界はこのような世界なのではという想像力が広がり、とても楽しい撮影です。
まさに小人の世界ですよね。
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