国立新美術館で開催中の「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」(いよいよ9/13(月)まで)に行ってきました。本当に滑り込みです。
マン・レイは、ダダイズムの芸術家として独特の世界感を持った作品で有名ですが、今回の展覧会では、モチーフを「作品」として完成させていくプロセスや思考がコンセプトなユニークなものとなっていました。
はじめて「マン・レイ」に触れる人には物足りなさというか、世界感が伝わりにくいものだったように思いますが、膨大な展示作品と多彩な創作活動には圧倒されるのではないでしょうか。
作品としての一押しは、マン・レイ自身が手掛けた映画「Les Mystéres du Château du Dé(さいころ城の秘密)」。建物もとてもいいです。
YouTubeにもアップされてますので、興味のある方はぜひ。
写真家としてのイメージが強いマン・レイなので、グッズも写真関係が多かったですが、なかでも面白かったのは、マンレイの写真表現にある「レイヨグラフ(フォトグラム)」が気軽に体験できる「日光写真」が売られていたこと。
小学生の科学雑誌の付録以来で懐かしかったです。
展覧会から発信されるアートビジネスは今とても元気なようです。
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