2012年12月24日月曜日

手を掛ける


銀座グラフィックギャラリーgggでは、「テセウス・チャン:ヴェルク No. 20 銀座 THE EXTREMITIES OF THE PRINTED MATTER」が開催中。(12/25まで)

テセウス・チャン(Theseus Chan)氏はシンガポールを代表するアートディレクターですが、名前は知らなくても「LOUIS VUITTON - YAYOI KUSAMA Fine Book」のディレクションを手掛けたと聞けば、わかる人も多いのではないでしょうか。

そのテセウス・チャン氏が手掛ける雑誌「WERK(ヴェルク)」の最新号となる20号が展示された会場は、紙を使い印刷技術を駆使した雑誌というメディアが、単に出力されたものの集積ではないということを語りかける異常なエネルギーが感じられます。

この展覧会の告知ポスターは、配送用の紙管から出すと全面がくしゃくしゃのシワだらけで一瞬びっくりします。この意図的な加工、何部刷ったのか知りませんが完全に手作業ですからスゴイ。

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