銀座の和光では「時計塔80年記念 東京国立近代美術館工芸館の名品でみるアール・ヌーヴォーとアール・デコ展 ―その時代の光―」が10日間だけ開催されています。(〜12/25まで)
東京国立近代美術館の工芸館のコレクションから、近代デザイン史で最も華やかと言えるアール・ヌーヴォーとアール・デコの作品だけを選んだ作品展。
和光ホールはそれほど広いスペースではないので実はあまり期待していなかったのですが、フライヤーに掲載されているA・M・カッサンドル(Adolphe Mouron Cassandre)の「ノール・エクスプレス<観光>(Nord Express)」がとても好きなポスターなので銀座方面へ出かけるチャンスを狙っていたところ、日本橋近くまで行く用事ができたので少し寄り道して観覧してきました。
カッサンドルの他のポスターもありましたが、アンリ・ヴァン・デ・ヴェルデ(Henry van de Velde)の制作した「TROPON(トロポン)」のポスターや木製の棚、ヤン・トーロップ(Jan Toorop)の「デルフトサラダオイル(Delftsche Slaolie)」のポスターなど、近美が所蔵しているとは思っても見なかった作品に出会えてちょっと興奮。
入場無料でこれだけ美味しい作品群ですから、学生さんを連れて行って授業をしたいくらいでした。
和光ホールは19:00まで開館しているので銀座のイルミネーションも楽しめますね。最終日の25日(火)のみ17:00で閉館そうなので注意です。
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