正規授業が始まる前の半期間にわたり、AO入試制度で合格した入学予定者のみが受けることができる特典授業です。
先日実施した第2回の授業では、デザインを行う上で重要な「見る」授業。
デザイン制作に際して「常に周囲にアンテナを張り、情報を集める力が必要」ということを体験するために、PCの並んだ教室を出て人のひしめく街中へ。
この日に向かったのは六本木の東京ミッドタウン。
「Tokyo Midtown Award 2011 デザインコンペの受賞作品展」と、JAGDA(日本グラフィックデザイナー協会)主催の東北復興支援チャリティ企画「やさしいハンカチ展」を鑑賞しました。
この「Tokyo Midtown Award 2011 デザインコンペ」にはデザイン学校の2年生もグループ制作で応募していましたが、入賞とはなりませんでした。
中にはちょっといい企画もあったので残念です。
事前に教室でコンペのテーマを説明してから現地で受賞作品を観賞。
審査員によるコメントも見ながら、受賞作品に対して自分なりの意見を持つ事も大切です。
もうひとつの「やさしいハンカチ展」は東北復興支援チャリティ企画として全国を巡回する展覧会。
展示されている586点のJAGDA会員によるハンカチは来場者が購入すると同じハンカチが東北の子どもたちに届くもの。
購入者がハンカチを広げたとき、同じハンカチを使っている子どもたちがいるということを思い出し、東北とのつながりを感じるというやさしいメッセージの込められた企画です。
2つの展示を見た後は21_21 DESIGN SIGHTを外から眺めながら、夜にはクリスマスイルミネーションが輝く芝生広場を通って学校へ戻りました。
芝生広場の周囲に太陽光発電のパネルが並び、節電に配慮していることも重要な情報です。
授業の時間帯が昼間なため、イルミネーションの点灯が見られなかったのは残念ですが、街中の様々なところでデザインの勉強ができることは体感してもらえたと思います。
帰りの山手線内では偶然にも今話題の「GAP車両」に遭遇。
移動中の電車内でもデザインの授業ができました。
「GAP車両」については以前の記事に詳細あります。
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