外苑前のワタリウム美術館で開催中の「草間彌生 Kusama's Body Festival in'60s展」に行ってきました。
(11/27まで)
日本を代表する現代美術家の巨匠、草間彌生氏の初期のアートシーンを展示するこの展覧会は、最近の「草間彌生展」に見られるような平面作品や空間作品をただ体感させるものではなく、作品を作り上げて行く根本にある作家の意識や精神を本人の言葉や発表当時の批評などで表現した展覧会で、展示方法もワタリウム的なウォールへのテキストプリントや映像上映など、草間氏の代名詞とも言えるドットが表現として形成される課程が理解できるユニークな展覧会でした。
広くない展示会場に大きな空間作品や特大スクリーン上映などの贅沢な展示もあり、作品数的にはやや見応え感が足りない気もしましたが、あまり知られていないエピソードや日本での初上映映像もあり貴重な展覧会となっています。
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