先日の東京デザイナーズウィークの学生作品展でグランプリを獲得したデザイン学校では、定期的に授業のない土曜日の空き教室を使って、在校生と来校者が一緒に参加するデザインワークショップを行っています。
日常的に実技授業を受けている学生達はこれまでに学習した技術や知識を生かしてじっくり研究できる機会、来校者は在校生と一緒に、技術がなくても手伝ってもらったりしながら、サークルのような楽しい雰囲気でデザイン作品の制作が出来る機会として人気です。
11月のデザインワークショップでは、コンパクトデジタルカメラなど気軽な撮影機材を使った撮影術とポストカード制作。
授業でポスターなど大きな作品をつくる時は、本格的なデジタル一眼(デジイチ)で撮影しますが、小さいポストカードなら気軽さ優先のコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)でも十分。
ワークショップではコンデジの小さいレンズを生かし、レンズ手前にルーペをかざして最短マクロ距離以上の撮影をしたり、ルーペを2枚使用して歪んだ写真を撮影したり。
デジイチでできない楽しさを追求しました。
一通り教室でコンパクトカメラで撮影したあとは、在校生は全員が授業でも使用しているMY-iPad2を、来校者は学校備品のiPad2を、それぞれ1人1台ずつ持って街中へ撮影会に出かけました。
画像解像度的には不十分なiPadですが、逆に荒さを生かした写真を作る事を目的にして撮影すれば結構使えます。
カメラのレンズが角に付いているので、ローアングルの撮影も楽にできるのもいいですね。
撮影した写真はiPadのアプリケーションで加工して、ポストカードに仕上げます。
はじめてiPadを使う人でも手軽でクオリティの高い作品作りができました。
みんなのiPadと加工して出力したポストカード
画像の荒さを面白みとして生かせるモチーフを撮影し、アプリで加工。
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