10月のハロウィンが終わると街は少しずつクリスマス色になっていきます。
伊勢丹のクリスマスは、昨年から引き続き「クラウス・ハーパニミエ氏」のイラストレーションになっています。
煌びやかな画風が日本人のクリスマスのイメージにとてもあっているのでしょう。
このイラストレーションですが画風はいいのですが、モチーフとなっている動物の選択が実はとても不思議。
日本人のイラストレーターでは絶対に違うものになっていたと思います。
そこもまた魅力なのでしょう。
「コモリガエル」。
普通知らないですよね。
「ピパ」という総称ですが、メスの背中に埋め込んだ(!)卵がそのまま孵化し、カエルの形態までメスの背中(組織内)で過ごし、背中の組織をを破ってカエルの幼生が飛び出すというとてもショックな生態のカエルです。
このカエルをこうしたデザインのモチーフにはなかなか選ばないと思います。
イラストでは親ガエルのまわりに子ガエルが散っている様子がカワイイですが実際はもっとコワイ感じです。
ほかにも、「タソクダコ」という名称のタコが出て来ますが、これは「何?」「マダコ」とは違うワケ?
原語をそのまま「和訳」したということでしょうか。
「ミツバチ」ではなく「マルハナバチ」とか、ちょっとマニアックなところも良いです。
伊勢丹各店舗でパンフレット配布中です。
公式サイトも充実です。
http://www.isetanspecial.com/wonder/
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