2014年4月29日火曜日

黒美。

標準というか規格というか、なんとなく見慣れたサイズ感というものがモノにはあって、その慣れから外れると「おや?」とちょっと引っかかるものです。

ポピュラーな食材なのに規格外れに感じるもののひとつが米ナス
日本のナスのプロポーションからは大きく外れ、色もヘタが緑なので「おや?」な部類。

もとはアメリカのブラックビューティという品種。
日本で改良されハウス栽培で比較的年中出回りますが、やはりこれから暖かくなる季節には多く目にします。
一般的なナスに比べて黒く艶のある厚い皮が特徴なので、くろわしなどの名前がついた品種もあるようです。

煮崩れしにくい品種なので、煮込みにも向いていますが、断面の大きさを生かして肉味噌焼き。
繊維を断ち切るように輪切りにしました。


<米ナスの肉味噌焼き>
米ナスはヘタを落とし、2〜3cmの輪切りにする。片面に格子目に包丁を入れる。
フライパンに油を引いてナスを並べ片面を蒸し焼きにしたあと、裏がえして焼き目がつくまで焼く。
鶏挽肉は酒で炒り、白ネギのみじん切りを加え砂糖、味噌、醤油で濃いめに味を付け、焼き上がったナスにかけて小ネギを散らす。

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