2013年7月28日日曜日

新しい絵本の発掘。

板橋区立美術館で開催中の「2013イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」に行ってきました。

世界最大級の絵本原画コンクールの入選作品の原画展ですが、同時開催の特別展を見るのもこの展覧会の楽しみになっています。
今回はボローニャ展をきっかけに海外で絵本を出版した日本の作家が紹介されていて、原画とともに出版された絵本が手に取って見られる展示。
絵本は原画を印刷技術で複製したものですが、丁寧な印刷や凝った装幀の絵本は原画とはまた別の複製芸術としての魅力があります。

今回の展示で注目したのはさとうまさのぶさんの「帽子はどこ?」細かいペンタッチの原画が魅力で装幀も良い仕上がりでした。日本未発売でamazonでも扱っていないですね。
他の書店のWebサービスを探してみようと思ってます。

展覧会の関連イベントとして、ボローニャ国際絵本原画コンクールと同時開催の児童書専門国際見本市「ボローニャ・ブックフェア(Bologna Children’s Book Fair)」で、出版されている児童書に贈られるボローニャ・ラガッツィ賞で何度も受賞している注目のインドの出版社Tara Booksの記念講演があり、ミュージアムショップではTara Booksの本が多く入荷していてとても危険な展覧会となっていました。

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