2013年6月9日日曜日

ヘイケ物語。

梅雨の時期はホタルの季節。
kitaCafeのある国立の北の方角には玉川上水野火止用水があって、どちらも武蔵野の自然が残る地域。
さすがに自然のままの環境でホタルが繁殖するとはいかないものの、自治体や地域のNPOの活動で生育環境が整備され、室内での飼育増殖と自然定着が試みられています。

東大和市の用水沿いでホタルの里つくりの活動があると知ったのは3年前。
時期が短く気付いた時は季節が終わってしまっていてこれまでなかなか行くことができなかったのですが、今年は先週の日曜から日没後を狙ってホタル探しにに出かけています。
住宅街の脇の用水路にはホタルの環境を守る看板があるので確かにホタルが見られる場所のようですが、たまに通行人がいる程度でホタルの気配なし。

そして1週間後の今日。
先週とは変わって随分と人が集まっている感じ。
それでもまだ早いのか全くホタルの気配はなく帰ろうと折り返したところ、小さな男の子とお父さんが1匹だけ微かな光を放つホタルを見つけて観察中。
一緒に見せてもらいました。

ここのホタルはヘイケボタル。
8mmほどのとても小さなホタルです。

今晩はこの1匹のホタルをホタル探しの通行人の方々と静かに見守りました。
地元の方によると、今年は幼虫のエサの貝が野ネズミにずいぶんやられてしまい、数が少ないだろうとのこと。それでも今日1匹いたのですからまだ出そうな予感。
来週はもう少し増えていることに期待です。

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