2012年11月19日月曜日

着色見本

高校の木工授業準備の続き。
今回の木工課題では素材となる木質は、柔らかくて繊維が緻密なため加工がしやすく表面の仕上がりが良いシナ材を使っています。

比較的木目もキレイなため、着色方法は塗装ではなく染めに。扱いが簡単な水性のステインで、乾燥後は保護のため薄くニスで仕上げます。

作るものによって色のイメージが異なることを想定し、色数は6色を用意。
パッケージ印刷の色見本ではわからないので、実際にシナ材を使って色のサンプルを作りました。
マスキングテープでマスクをして1色ずつ着色する作業は、平面構成をしているようで楽しい作業でした。
用具を全て片付けてマスキングテープを外したあとに、2度塗りやニス仕上げによる色の風合いの違いまで作れればわかりやすいということに気付きました。

実習までにはまだ間に合いそうなので、更に工夫しようかと悩んでいます。
実際に着色しニス仕上げをした「魚の尻尾」は、実は「チーク」の2度塗り。
写真だけではオークが一番近く感じてしまいますね。



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