数年前になりますが、デザイン学校の学生から韓国旅行のお土産に「スッカラとチョッカラ」のセットをもらったことがありました。
「スッカラ」はスプーン。「チョッカラ」はお箸。
そもそもこのスッカラとチョッカラは西洋のナイフとフォークのように食卓でセットで使うものですが、日本では日常にはあまり「スプーンとお箸をセット」では使わないのでどうしようかと思っていました。
ところが韓国のTVドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の再放送を見ていて、その中での調理シーンで使う「調理スプーン」がとても便利に見えたため、試しに調理に使ってみるとこれがとても便利。
一般的なスプーンは深さがあるため「液体をすくう」ことに向いていますが、スッカラはとても浅いため、素材を切ったり、混ぜたり、押しつぶしたり、ひっくり返したりと、スプーンの機能だけでなく、ヘラやナイフなどの役割も持っています。
以来スッカラは調理スプーンとして大活躍。
そうなると1本では足りず、2本目、3本目のスッカラを買いに新大久保へ行こうと狙っているのですが、ここ数年の韓流ブームの混雑報道を見ているとなかなか繰り出せず、いまだに1本のスッカラを使い回しています。
このスッカラ使い、最近読んだ平松洋子さんの「買えない味」(食の雑誌danchuに連載されていたエッセイをまとめた本)にも活躍ぶりが紹介されていたのでちょっと嬉しくなりました。
チョッカラの方は、いまだに「コレだ!」という使い道が見つかっていません。
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