2011年3月20日日曜日

見上げると

昨晩は月が地球に最も近づく「スーパームーン」でした。

Twitterでも「見ています」のツイートが日本全国でありましたから見た人も多かったのではないでしょうか。

最も遠い距離にある時と比べ、約14%大きく、30%も明るかったそうです。

スーパームーンの翌日の今晩は満月、今日も月はとっても見頃です。
ちょっと雲が出て来てますが、雲が切れて覗く月も美しい。
雲に乱反射してとても明るいです。

19時頃に東南東から登った月は、22時には南東の高度30度くらいの高さに登り、午前0時には、ほぼ真南までやって来ます。

雲だけでなく、月が明るいので星はあまり見えないですね。

明日は春分

まだまだ夜空は冬の星座が並んでいますが、春の星達の出現が少しずつ早くなり、午前0時頃にはオリオン座のペテルギウスやおおいぬ座のシリウスが作る「冬の大三角」が西に傾き、アルクトゥルススピカを含む「春の大三角」が東から南の空に登って来ます。

春分を過ぎると1日毎に約1分づつ日没が遅くなり、夏至の頃まで夜の時間がどんどん短くなっていきますから、空気が澄んでいてまだ夜の長いこの季節は「星空観察」にはとても良い条件です。
まだまだ夜は寒いのが難点ではありますが。

しっかり防寒して夜の空を眺めましょう。

星空観察には国立天文台のサイトにある「今日のほしぞら」が便利です。

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