2011年3月23日水曜日

敬遠しない

3月も残すところ1週間となりました。

学校関係では卒業式の延期や中止など、様々な混乱がまだまだあり、災害の大きさから「祝い」を敬遠、自粛するケースも多く見られます。

そんな中、今回の地震により一時的に展示を休止していた「祝いのカタチ展」が昨日から再開されました。

少し前のブログでも書きましたが、今回の地震はちょうどこの展示会場にいました。
大きな被害は無かったものの、倒れたり崩れたりした作品もありましたので、その修復や対策もあっての展示休止だったのでしょう。

実はこの展覧会を見る迄は、次年度のデザイン学校での卒業制作のテーマに「祝う」を候補として考えていたところでした。

もちろん他の先生方と協議するので、勝手にイメージしていただけですが、この展覧会で使われてしまったので卒業制作のテーマに「祝い」はなしですね。ちょっと残念。

肝心の展示ですが、まさに「卒業制作」のようでした。いい意味で。

日本の文化や歴史、習慣、なぜ祝うのか、祝いに何を求めるのかといったことを、一人一人のデザイナーがどのように捉え表現したのかという比較がとても楽しく分りやすい展覧会です。

デザイン学生は必見の展覧会です。

日本パッケージデザイン協会の会員100名による
祝いのカタチ展
竹尾「見本帖本店」2F
3/29日(火)まで

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