色彩を教えている高校の卒業式がありました。
高校の卒業式は自分が卒業した時以来なので、久しぶりです。
美術系の高校で制服もないため趣向を凝らした衣装で参加する生徒が多くとても楽しかったです。みなさん卒業おめでとう。
会場が水道橋だったので、そのあと神田にある竹尾見本帖本店で開催されたいた「祝いのカタチ」展を見に。
そこで「地震」にあってしまいました。
ある程度収まってからお茶の水駅に向いましたが、三省堂や書泉なのの大型書店からVictoriaなどのスポーツ用品店が軒並み臨時閉店になり、電車は止まり人が町中に溢れていました。
この時点ではネットのニュースでは東京の震度は3でした。
そんなことはないだろうと思いつつも仕方ないのでそのうち電車が動くだろうという気持ちで外堀沿いを歩くことに。
結局は延々と6時間も歩いてしまったのですが。
さて、歩いたのは、外堀通り→新宿大通り→青梅街道→細かい道を通りながら三鷹から武蔵境の北大通り→武蔵小金井(そこからやっとバスを乗り継いで国立)
この道中に感じたのが「災害時のデザインの無力さ」。
何となく車で走ったりしたことのあるポイントを結んで、大まかなルートをイメージして歩いていたのですが、歩行者のためになる行き先案内標識は皆無でした。
車のための青い地の標識は大雑把過ぎ。その通り歩いたら恐ろしく遠回りになります。
携帯のGPSも使いましたが、ネットが不安定な上バッテリーの消耗も激しいため、それほど便利には使えない。
ネットで何でも済むという感覚は改めないといけないですよね。
デザインの恩恵は「コンビニの看板」くらいでしょうか。
今回、電車がストップしたことで起きた大混乱ですが、街道沿いのレストランで普通に笑顔で食事する家族連れや、普通にジョギングする人達もいて、でも車は大渋滞で、駅周辺に行けばやっぱり大混乱で、このギャップはいったい何なのか?と疑問に思いました。
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