2013年11月3日日曜日

彷徨う視覚表現。

竹尾見本帖本店で開催中の「紙とインフォグラフィックス 系統樹の森 ― 系統樹を介して樹と人間と知識の諸相を鑑賞する」に行ってきました。(11/22まで)


インフォグラフィックスはデータや情報を視覚的に認識できるカタチに表現したもの。
グラフィックデザインの重要なジャンルのひとつですが、その中でも系統樹は時系列で複雑に変化する情報をただ単に視覚的に図式化するだけでなく、文字通り樹木になぞらえて魅力的な形態として表現したものなので図像としての魅力があります。

しかもこの展覧会の企画構成は数々の図像表現のグラフィックワークを展開し続けている巨匠グラフィックデザイナーである杉浦康平氏が担当。

展覧会には系統樹の図版原本が並んでいるのだとばかり思っていましたが、原本からの図像展示は1点のみ。
あとは天井から吊るされたバナーに系統樹の図版と解説がプリントされたものが林立。
一瞬もの足りなさを感じましたが、展示1点ごとに引き込まれていくうちに、いつしか系統樹の森を彷徨っていました。

1 件のコメント:

MOT さんのコメント...

かっこいい!DMとかポスターがかっこいいと展示会も行きたくなりますね!改めておもいました。