2013年3月22日金曜日

産業遺産の魅力

昨年の大河ドラマは、視聴率が下がりながらも、さすがに「平清盛」だったのでいつか盛り上げてくれるだろうと期待しながら見続けて、最後まで盛り上がらないまま終了してしまいちょっと残念さが残りました。

今年の「八重の桜」は、スターの多い幕末が舞台である上、オープニングが月ごとに変わるとか、視聴率を維持するための工夫が見られ、それなりに頑張っているようなのでもう少し付き合って行こうと思っています。

地味に紹介されたお台場の砲台の鋳造地である伊豆の韮山反射炉
産業遺産としてちょっと面白そうだったので見に行ってきました。
鉄を溶かして大砲を作る施設ですが、ドイツで設計された炉を再現したもので、ほぼ完全な形で現存する貴重な産業遺産なのだそうです。
ドーム型の炉は熱量が反射されることで効率良く熱量を活かすことができる形で、煙突の形状や高さなど、少ない熱量を最大限に活かす仕組みが整っているなどウンチクに納得できる点も魅力。

耐震のための鉄骨が組まれる前は漆喰で補強されていたそうですが、この鉄骨がデザイン的な締まりを作っているのは確かです。
産業遺産の魅力は、建設当時は最先端の技術であったろうという痕跡が、機械的、設備的に生で感じられることが第一で、それらの要素が造形的な美しさを伴うことも重要。

年月の経った施設なため補修・修復などの手が入ることは否めませんが、明らかに異質な補強がされていても美しさを感じるというのも珍しいのではないでしょうか。

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