フィリピンのダイビングスタイルは、細長い船体にアウトリガーのついた
バンカーボートと呼ばれるボートダイブが主流。
船体は木製でアウトリガーは竹製。
手作り感満載のボートです。
滞在していたボホール島からバンカーボートで1時間ほどのカビラオ島でのダイビングは、島の周囲の浅瀬から落ち込むドロップオフ沿いに緩やかな流れに乗ってゆっくりダイブ。
小さい生き物がたくさん見られるマクロ天国でした。
水中では太陽光の可視光線の長波長(赤方向)の色が吸収されるため、青い世界となってしまいます。
そのため生き物の色を再現するにはストロボが必須ですが、カメラ内蔵のストロボではマクロ(近接)撮影時にレンズとストロボの距離が大きく影響し、光が構図の中心に当たらないということが起きますので、マクロ撮影ほど外部ストロボが必要になります。
モデリングランプを点灯させて被写体となる生物に光が当たる位置にストロボを向け直すなど、結構やることが多いので「写真撮影をしている感」は一番ありますね。
イソギンチャクに隠れるコロールアネモネシュリンプと茶色い毛に覆われたオランウータンクラブ。
エビカニ好きにはたまらない個体。
オニカサゴのアップ。目がとてもきれいです。(左)
トサカリュウグウウミウシのアップ。角(触角)の櫛目がとても不思議。サンゴの影に小さいカニが隠れています。(右上)
穴に隠れて頭だけを出し周囲を伺う姿がコミカルなカエルウオの仲間のセグメンティッドブレニー。(右下)
0 件のコメント:
コメントを投稿