先日のダイビング。
アフターダイブでボホール島をほんの少しだけ観光しました。
目的はフィリピンメガネザル「ターシャ」を見ること。
メガネザルは原始的な霊長類で東南アジアに生息しますが、フィリピンメガネザルは尾を除く頭から胴の長さが11〜12.7cm、尾長21〜25cm、体重90〜120gで世界最小と言われています。
以前は島内に多く生息していたそうですが、乱獲や自然破壊で激減し絶滅が危惧されているため、自然の山林の一部を囲った適切な飼育方法での保護施設で比較的間近に見ることができます。
メガネザルは夜行性のため昼間はほとんど寝ていますが、ちょうど夕暮れ時に訪れたのでそろそろ活動がはじまる時間でした。
街から車で1時間ほどとそれなりに遠い場所ですが、何よりもターシャにストレスの掛からない環境でしっかり保護できることが第一ですね。日本では上野動物園にフィリピンメガネザルと少し大きいスラウェシメガネザルが飼育されています。
それなりに樹々の生い茂る山林内の夕方は写真撮影にはかなり暗い環境。かといってストロボはストレスを与えるので絶対禁止。最近のデジカメはISO感度を上げた時の粒子の荒れがかなり改善されているので助かります。
この写真は2006年発売のFUJI FinePix F30(ISO1600)で撮影。現在のコンデジの高感度低ノイズブームの火付け役となった機種です。実はカメラの外観デザインが気に入らないのですが、バッテリー消耗が信じられないほど少なくて使い勝手がいいので、現在でも現役で使い続けています。
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