2012年10月27日土曜日

引きずり込まれた


東京都写真美術館の2階展示室では「操上和美 時のポートレイト ノスタルジックな存在になりかけた時間。」展が開催中。

写真家操上和美氏は広告写真界の重鎮の一人ですが、今回の写真展は操上氏のシリーズ作品からモノクローム中心に70点ほどを集めた展覧会。
広告写真を全く排除した展示室は、写真作品1点ごとに一人の写真家がファインダー越しに見たものを鑑賞者に疑似体験させるような説得力を持っていて、いわゆるキレイな写真展とは無縁の、客観的な見方よりも主観的な見方をさせるような強さを持っていました。

操上和美氏といえば、2008年に製作した原案/監督/撮影監督の「ゼラチンシルバーLOVE」があります。
宮沢りえさんがゆで卵を食べるシーンが印象的です。


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