デザイン学校のグラフィックデザイン専攻では恒例の「卒業制作」がスタートしています。
今年度のテーマは「夢見るデザイン」です。
参考というわけではないですが、少し前の10/17に発表さた、KOKUYO主催の「コクヨデザインアワード2012」のグランプリと優秀賞でちょっと面白いものがありました。
グランプリは「なまえのないえのぐ」。
ラベルに色名表示がなく、減法混色の三原色と白黒の色丸が大きさを変えて表示されているだけ。
色というものを感覚的に捉えられる楽しいデザインです。
優秀賞のひとつ「Pop-up Campus」は、開くと机と椅子が飛び出すもの。
「閉じるとコンパクトになり、持ち運びも便利。」というコメントがありましたが、子ども用サイズとしてもかなりの大きさでしょうから、このナンセンスなところが素晴しいデザインです。
最近の学生さんを見ていると「デザイン」がとても現実的なものとして捉え過ぎている印象があります。
もっとデザインが持つ「楽しさ」を追求して欲しいですね。
さてどんな夢を見させてくれるのでしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿