2012年7月21日土曜日
伊+とっても米なCM
友人がFIAT500の購入を検討していると聞いたので、ちょっとCM映像などを探してみたのですが、FIAT USAが制作したCMのシリーズがどれもとても力が入っていておもしろいです。
FIAT USAは、2009年に経営破綻したアメリカの自動車産業を象徴する自動車メーカークライスラー(Chrysler)をフィアット(FIAT)が提携したことで作られたわけですが、燃費問題などで小型車が普及しだしたとはいえ、小型車不毛と言われる土壌のアメリカ進出に向けて、小型車の象徴でもあるFIAT500を売り込むためのCM演出に、なかなか日本のCMでは見られないなんともアメリカ的な仕上がりが感じられるのは、そのあたりの背景もあるのでしょうね。
人気シンガーのジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)を起用したCMが何本か制作されています。
シングルカット曲「Papi」のミュージックビデオとタイアップしたCM。
イタリアを走るFIAT500が次々に海に飛び込んでしまうCMは、アメリカ社会を象徴する「Immigrants」(移民)というタイトルが付けられ、イタリアンデザインをアピールしています。
映画のシーンのように美しい映像なのが製造工程と人々の日常生活のシーンをリンクさせたCM。
テンポもとてもリズミカルです。
スーパーモデルのカトリネル・メンギアを起用したシリーズはFIAT500のスタイリッシュなデザインを強調しています。
FIAT USA ではなくFIATの企業CMですがこちらはのんびりした感じでまた違った楽しさです。
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