石膏に埋没させたワックスは、1週間置いたので完全に硬化し、水分もだいぶ抜けました。
次は脱蠟(ロストワックス)作業。
電熱器で鋳型ごと焼成することで、ワックスは溶けて沸き出し揮発。石膏に残った水分も蒸発します。
約1時間の焼成で、ワックスが出なくなりましたので、鋳型の中は空洞になっているはずですが、きちんとできているかは金属を鋳込むまでわかりません。
もう原型はないのでやり直しはできませんし、全ての行程が一発勝負ですから緊張しますね。
火から下ろして鋳型を40℃程度まで冷めるのを待ち、錫(すず)の合金であるピューターを鋳込みます。
このピューターという金属。
錫にアンチモン、銅を加えた合金で、比較的融点が低くイギリスでは古くから工芸や装飾に用いられブリタニアメタルとも呼ばれているそうです。
この先は比較的早い作業。
果たして鋳込みは成功したのでしょうか?
2 件のコメント:
私も参加したいですー!
K崎君がワックス削って作ってましたね。
鋳込みは外注みたいですが。
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