2012年4月12日木曜日

緑を盛るための皿

春になってやっと寒さが緩んできたせいで、少しずつ野菜の値が下がってきたように感じます。寒いと身体の代謝も減るので、いろんな老廃物が溜まってしまいますから、春はクセの強い野菜でデトックスです。

手っ取り早くクセ野菜をメニューに取込むには「お浸し」が便利。
できるだけ加熱時間を短縮して、栄養の損失を減らして歯ごたえを残した調理がポイントですよね。

お浸しの定番であるホウレンソウや、春らしい菜の花など、緑色のものが多いお浸し。
せっかく鮮やかな緑色と艶なので、器はできるだけ邪魔せずキレイに見せたいもの。
柄ものではなくシンプルな器がいいのですが、真っ白くて艶のある器では寒々しくなってしまうと思い、柔らかい光を反射し赤みがかった李朝白磁の平茶碗に盛りました。

この平茶碗は実は緑色が映えると思って随分前に購入したのですが、なぜか緑もの以外では登場することがなく、今のところほぼ緑専門になってしまいました。もったいないですね。使い方を考えたいです。

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