Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「
レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」展に行ってきました。(6/10まで)
ダ・ヴィンチの作品は世界に十数点しか現存しないと言われる中、今回の展覧会の一番の目玉作品はフライヤーにも使われている「
ほつれ髪の女(1506-1508頃 パルマ国立美術館蔵)」で、「モナ・リザ」や「最後の晩餐」を凌駕すると言う研究者もいるほどの名作が日本初公開。
Bunkamuraザ・ミュージアムの展覧会は1点豪華主義というか、メインの作品が決まっていて、後の作品がなかなかテーマ的にぼやけがちなところが多かったので、今回も「ほつれ髪の女」だけでも見られればという程度の軽い気持ちで行きましたが、今回の「ダ・ヴィンチ」展は構成がとても上手く、作品も充実していました。
中でも贋作や模写の多い「モナ・リザ」を集めたコーナーや、パリのルーヴル美術館とロンドンのナショナル・ギャラリーが所蔵する「岩窟の聖母」の、ダ・ビンチと弟子によって描かれたとされるもう一点の作品は構成と解説がしっかりしていてとても見応えがあります。
まだ混み過ぎという感じではありませんでしたが、4/22(日)夜にBSジャパン「美の巨人たち」で「レオナルド・ダ・ヴィンチ『ほつれ髪の女』」が放映されるので、直後は込み合いそうですね。
公式の宣伝映像
この演出(瞬きさせる)はどうなんでしょうか。
無理があるというか、何の為の演出なのかが理解できません。
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