先日の「黄色い鳥たのしい古い紙物店レポート」の続きです。
「日新加工(業務用チョコレート製造大手)の袋物」
デザインがどうも「大橋正」くさい。(店主も言ってました)
大橋正氏はキッコーマンのアートディレクションや明治チョコレートのポスターなどで有名なグラフィックデザイナーで、日宣美の結成メンバーです。
ちょっと調べたくらいでは解らなかったのですが、イラストのテイストがキッコーマンのキャラクター「キッコちゃん」になんとなく似ているのです。
大橋氏でないにしてもセンスの良いデザインです。
「鶴丸入りの日本航空チケット」
チケットの綴りを束ねている表紙のデザインが潔いです。
今年4月に復活する「鶴丸」の旧バージョンのロゴ、文字組みの全てがカッコイイ。中の半券を見ると1967年9月とあります。
この鶴丸復活のニュースについては先日も書きましたが、「鶴丸」から現行のマークに変わる経緯が詳しくのっていた、JAL公式サイトの『さようなら「鶴丸」』はすでに削除されています。
『おかえり「鶴丸」』の入れ替え準備でしょうか。
紙好きにはたまらない「古い紙物店」。
ほかにも「資生堂の包装紙」、「ミツワ石鹸のパッケージ」、「The London Underground(ロンドン地下鉄)のMap」などグラフィックの優れた古物も多くありました。
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