「印刷物」には独特の魅力があります。
基本的に印刷の技術はいわゆる「版画」の技術と同じだということが、経済的な目的で刷られる「印刷物」に魅力をもたせているのでしょうか。
紙幣が「偽造防止」の観点から最新の「印刷技術」で刷られていることは有名ですが、「切手」も金額的には小さいものの、紙幣と同様な「価値」があるため、様々な工夫がされており、それが切手の魅力ともなっています。
たまたま寄った雑貨店でチェコスロバキア時代の切手を2枚購入。
素朴な切手ですが、丁寧な版で手間の掛かったデザインです。
切手の魅力はこの小さな四角の中に表現された図像の美しさにあり、原画の持つきれいさを何版もの色数で表現しているという贅沢さにあるように思います。
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