2014年10月26日日曜日

秋の訪問者/その4

ナミアゲハの蛹のうち褐色の個体は飼育ケースの蓋の裏で蛹になったので、ちょうど縁で見づらい位置。
そのちょうど真下あたりの飼育ケースの底に、見慣れない茶色い固まりが落ちていて、嫌な予感。

調べてみると「ヤドリバエ」の蛹です。
褐色のアゲハの蛹の腰のあたりには穴が開いていたので、つまりヤドリバエに寄生されて死んでしまっていました。

このヤドリバエ。
どうやら蝶の幼虫が好む食草に卵を産み、幼虫が葉を食べる時にヤドリバエの卵が体内に入り、寄生されてしまうようです。
エイリアンみたいでとてもコワいです。

ナミアゲハに寄生した憎きヤドリバエの蛹。試験管に入れましたがさてどうしたものか。



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