芸術家で作家の赤瀬川原平さんの訃報が報じられました。
享年77歳。
今年の3月には渋谷の松濤美術館で『ハイレッド・センター:「直接行動」の軌跡展』が開催され、町田市民文学館では「尾辻克彦×赤瀬川原平-文学と美術の多面体-」が18日に始まったばかり。
長く病気療養中だったということですが、独自の観察眼から生まれた作品や文章には「観察すること、おもしろがること」が満載で、多くのことを学んだと思います。
赤瀬川氏を偲んで読み返そうと書庫をあさりました。
やはりはじめに読み返すのは、尾辻克彦の名前で第84回芥川賞を受賞した「父が消えた」しかないと思って探したのですが、どこかに消えてしまったのかどうしても見つかりません。
神隠しにでもあったかのようです。
まだまだ新しい活動を知りたかったですし、文章を読みたかったので残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。
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