2014年5月31日土曜日

積層を剥ぐ

iPhone用顕微鏡Leyeの新しい検体は、山梨の日向山の山頂付近にある雁ヶ原という風化花崗岩の野原で採種した黒雲母の結晶片。
そのままの粒の状態で撮影したものは、上手く光りが回ったのか表面が乱反射して金属っぽさがでています。
肉眼ではきれいな平面に見えますから、このギャップは楽しすぎます。

続いて透過光で観察するために薄く剥いでセット。
薄い板状に結晶していく感じが観察できます。
顕微鏡写真やマクロ(接写)写真では、肉眼では見られない世界が急に広がり、意図的にデザインした画面のようでとても魅了されてしまいます。

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