先日の休日は遅い午後から立川の国立昭和記念公園で鳥見。
元陸軍基地の跡地に造られたこの公園は、大きな池や芝生広場、森林、日本庭園、プール、子どものための遊具施設などが設置された170haほどの広大な敷地を誇る国営公園で、日本野鳥の会の探鳥会も定期的に行われるお気軽な鳥見のスポットとしても有名。
駐車場へ車を置いていざ入場チケットを。と思ったのですが、いきなりのエナガの群に遭遇。コロコロした薄いピンクの胴体に長い尾というバランスがとてもカワイイ。そのまま追って林へ、まだ園外。
早々にエナガはどこかへ行ってしまいましたが、オレンジ色のヤマガラ、ネクタイ柄のシジュウカラが結構な数でいます。
単眼鏡で木の上を眺めていると足元の低い植え込みの中から結構大きな音で何かコツコツという音が。
そうっと眺めるとヤマガラが何かの木の実を両足で押さえて割って食事中。
しばらくヤマガラの食事を観察していると、今度は木の上の方から別のコツコツと木を叩く音が。
こちらはコゲラ。
小型のキツツキで一生懸命木に穴を開けています。
ここまでざっと20〜30分くらいで、10m圏内の出来事。
コゲラが移動した頃にはシジュウカラとヤマガラもいつのまにかいなくなっていたので、行動範囲を広げて周囲を散策。鳥のさえずりが聞こえる方へ移動。
注意しているとスズメより大きい鳥が飛び立ち木の枝に止まりました。逆光でディテールはよく見えないのですがずんぐりしたプロポーションと短くて大きめのくちばしなので、イカル?と期待。移動を待っていると明るく見やすい場所へ。イカルより小柄で色も落ち着いた感じ。それでも顔には、黒い隈取りのような模様もあります。コイカル?という疑問を残したまま後ほど図鑑で確認ということになりました。
その後もツグミやウグイス?と思われる野鳥に次々と遭遇。
雪の残る寒い気候でしたが短時間で充実の鳥見となりました。
結局、園内には入らず入口の門より手前の林と芝生で大満足でした。
コイカル疑惑の野鳥はシメと判明。鳥見の時は図鑑は持参がいいですね。
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