「切手の水はがし」です。
数年前にHi先生からヨーロッパのお土産にいただいた切手のセット。
スタンプの押された使用済み切手を封筒の台紙ごと切り離してあるもので、台紙からはがして切手帳に並べると結構サマになるのですが、はがす作業は始めたら途中でやめられないため、かなりの決心が必要です。
何度か箱から出してみたのですが、なかなか決心が付かずにいたのですが、ついに意を決して作業開始しました。
まずは水を張った容器に切手を投入。
十分に水を吸ってくれるまでじっくり待つのも仕事。
台紙ごと水の中に浸され中の切手たち。
揺すって切手がはがれるくらいになったら、破かないように丁寧に台紙をはがしながら、何度か水を変えますが、台紙の紙質や糊によってはがれ方にムラがあるので焦らない事が大事。
全てはがし終え、水がほとんど濁らなくなったら、新聞に並べて挟み込み、余分な水分を吸わせます。
このまま放置したいところですが、新聞が吸った水分が乾く段階で再び糊がくっついてしまわないように、新聞を変えて行きます。
1枚ごとに乾燥度合いを見ながら表裏を返しながら、いい加減糊が乾いた感じで再度乾いた新聞に挟み込み重しをしてやっと放置します。
乾いた切手は少しの風でも吹き飛ばされるので、扇風機の風が当たらないようにしながら、切手帖に仕舞っていきます。
仕舞いながら大まかに分類しますがまだ仮置き。
図柄で分けるか、色で分けるかなどを考えながら切手帳の見開きを作っていく楽しい作業はまた今度にとっておきます。
今回のセットはオランダとフィンランドの切手で4:1位の割合でしょうか。
使用済みの切手の楽しみは、偶然の位置に押されたスタンプの表情にもあります。
特に同じ種類の切手を並べてみると、スタンプの位置でカッコいいもの、悪いものがあって面白いです。
台紙からはがされ十分に乾燥しプレスされました。
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