2011年7月16日土曜日

豚肉の善悪

ご飯やパンなどに含まれる糖質は体内でエネルギーに変わるので、暑さに負けないからだ作りには欠かせないのですが、糖質をたくさん摂ってもビタミンB1が足りないと疲労物質である乳酸になってしまうとか。

せっせとビタミンB1を摂らないといけないですね。

ビタミンB1は豚肉に多く含まれる栄養素。

これだけ聞くと「よし毎日豚肉だ!」となりがちですが、豚肉には体内の水素と結びついて乳酸を体内に貯めてしまうピルビン酸を増加させる性質もあり、疲れの元である乳酸を作らせないためにビタミンB1を摂るのに、逆に乳酸が増える危険もあるというのですからコマッタものです。

そこで効果的なのがクエン酸
豚肉とクエン酸を一緒に食べるとピルビン酸がクエン酸に変わるので、乳酸が増える危険がなくなります。

食べ物って難しいですね。

さて、豚肉+クエン酸の王道は酢豚ですが、揚げずに冷たくして食べられる肉南蛮も重宝します。

豚肉の南蛮漬
小麦粉をまぶした豚肉は多めの油で色よく焼き、スライスしたタマネギとともに黒酢、醤油、唐辛子、砂糖の漬けダレに漬け込み冷蔵庫で冷やします。
砂糖は少なめの方がさっぱり味になります。
付け合わせにはレタスの湯引きを添えました。