実は今回一番欲しかった本。
フランスで出版されたポップアップ本「Popville」。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgIbVjpfAmkhqW2HmOdMiCdSGVDfOG929flcVOeh5T1iHet-5b8zAO7QwmT_7Bew0O3CGuvPcupeHhozgWMaL16f591luij8J0XNQP8xzzhmWqahRvkKkqbzVaBK7wodwxBwpsaYLmr-qg/s320/Popville00.jpg)
展覧会のフライヤーにもあるように、教会のまわりに家が建って大きな町になるという単純なストーリーの本なのですが、これがスゴイ。
ポップアップ自体はどうってことない仕掛けなんです。
2つに折った紙が立ち上がるとか、たたまれた紙が箱型に起きるとかとても単純な作り。
スゴイのは、ページに穴が空いていて、はじめに建った建物は最後まで残って、新しい建物がまわりに建つ仕組み。
しかも木は切り倒されて家になるから無くなるとか、建設機器もどこかへ行くとか、「ページをめくること=時間の経過」という本の構造をとても良く(かっこよく)表現しちゃったところなんか泣けちゃいます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgFWmsI_HZmJrfO6uDmrq-WL384soBZzbd0NmFbU8P8Cezv8r3cCVnnoFNhisrZNiDUnJBkUK3UQmvWBwxsZ2AQXFHqR6BnNpjGSXasItOHHtYbrc_KqCLxk_NkNI2ZieifBpbUWbTVkco/s320/Popville.jpg)
これは一家に一冊あってもいい本だと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿