2011年2月8日火曜日

良質な長寿デザイン

」マーク記念日があるなんて知りませんでした。
1887年(明治20年)2月8日に逓信省が徽章として考案・発表した郵便事業・郵便局のシンボルマークで、現在は日本郵便グループのブランドマークとなっています。
日本郵政のグループマークはあのカッコ悪い「JP」です。

この「」。
JISでは「郵便記号」とされ、「郵便マーク」というと「〠(顔郵便マーク)」を指すそうです。
この「」は、1968年に郵便番号導入に合わせて生まれたマークで、そのあと郵便番号をPRするために、胴体、手足が付いたキャラクター「ナンバー君」として展開されました。

ナンバー君」のデザインされた郵便番号宣伝記念切手は1968年〜1973年に発行。
「郵便番号は住所の一部」「おたよりに郵便番号を」などのキャッチコピーが入っています。
改めて調べてみたらちょっと欲しくなりました。

最近はこの「ナンバー君」は見なくなりましたが、一説では郵便番号の7桁化に対応できなくなったからとか。

変わりに生まれたマスコットキャラクター「ポストン」はちょっとパっとしないですね。
更に訳の解らないキャラ仲間まで出て来てどうなっているんだか。

↓コチラは「ポストン」のデザイン切手が発売された当時の日本郵便公式HP
http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/mascot/
日本郵便の公式サイトにキャラクター「ポストン」の紹介ページがないということは、現在はあまり力を入れていないのでしょうか。
新しいキャラクターが出て来たりして。
個人的には「ナンバー君」の復活を望みます。
















郵便マークの発表当初は水平線が1本で、逓信省(Teishin)の「テイ」に合わせて甲乙丙丁の「丁」をデザインしたとか、アルファベットの「T」だとか諸説あるようですが、国際記号の料金不足マークの「T」と紛らわしいということから、1本増やして「〒」となったそうです。
シンプルなマークでこれ以上ないデザインなので、日本郵便はこのマークの使用を辞めないで欲しいですね。大丈夫と思いますが。

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